山本昌代の短篇選集ってどこかから出ないのかな。 山本昌代の短篇には二系統あって、時代物で残酷趣味や怪奇幻想趣味もあるもの。もう一つは現代を舞台にした空虚な家族もの。近藤ようこと高野文子を足して二で割ったような雰囲気。 それぞれを代表する「化け物退治」と「デンデラ野」は入れて欲しい

山本昌代『デンデラ野』の表題作読んだがいいな。 山本昌代の家族ものなかでも高水準の作品だと思う。 ヌンチャクが何か笑える。 弟は人を殺してそうだな

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山本昌代の「化け物退治」もっと読まれてもいいだろう。 何かのアンソロジーかなんかに再録されないかね

山本昌代の短篇「化け物退治」読んだが素晴らしかった。 文庫本解説で橋本治が一番におしていたが、確かにこれは良い。彼女のベスト短編かもしれない。 橋本は「成り行き」という言葉で説明してるが、本当に一寸先は闇で、未来は暗い。非道な日常を送ってる。それでも「成り行き」で慣れてしまう