図書館で、明治大学史資料センター監修『布施辰治研究』(日本経済評論社、2010年)を借りてきた。 布施辰治先生は、明治大学出身の弁護士で、日本の植民地だった朝鮮で独立運動などをして弾圧された人々の弁護などもされた。←私は、植民地法を専門にしていたので、それで布施辰治先生を知っていた。

大地主の斎藤家に押しかけただけでなく、もし自分たちの意見、主張が通らなければ、そのまま中央（東京、天皇）にまで申し立てに行く勢いで小作たちが気勢を上げたため、当時の中央政権を揺るがす大問題になったいう事件。 その事件の小作側の弁護人に立ったのが布施辰治弁護士 これがクライマックス

別に地元の名士の布施辰治を貶したい訳じゃないんだけどさ。 当時の小作争議の有名なのは前谷地事件。 ネットにはなかなか出てこないけどｗ 小作農家たちが集団で筵旗を掲げて、山形の本間家と並ぶ全国有数の大地主として有名な斎藤善右衛門の邸宅に押しかけて… しかも、小作側が申立てた理屈が正当で

石巻は割と昔から労働者階級というか、反権力、反体制の気風があって、社会党とかの左が強い土地柄ではあったと思う。 今も安住先輩が選挙に強いのは、そんな地盤を上手いこと引き継いだからなんでしょうｗ 布施辰治っていうと、虐げられた朝鮮半島から来た人たちの保護とかもあるけど、小作争議

地元出身の名士なんで憚られるけど、弱者救済の人権派弁護士とか布施辰治は喧伝されてっけど、金権政治の権化だった自民党時代の小沢一郎の親父だか爺さんと懇意にしてて、当時は今でいう反社会的勢力の用心棒というか、みたいなさ。 反権力の気骨のある弁護士を利用したがる悪い連中も集まるだろうし

人権派弁護士とか言われている布施辰治さんの展示は今回は観ないで帰った。 一緒に行った親戚がそういうの興味がなかったので、毛利コレクション見てたら早くしろと急かされたのでｗ たまたま、津波で流される２、3年前に石巻文化センターを見学していたので、それはよかったなと。

しかし、この借家人同盟の結成の主となった布施辰治が言っていたように、天皇制は皇統の断絶を以ての自然消滅となりつつあって、なかなかの先見の明なのだよな…

今もまたこの世の色々が弁護士の布施辰治氏の言葉につまっているなと思うわ。自分単位で怒り抗い表明して行くことが人民の社会の政治の最小単位である事を忘れちゃいけない。怠った忘れた任せた無関心の多さと諦めに結果がある。 pic.twitter.com/2daHhOP64C

「#虎に翼 に我が敬愛する布施辰治弁護士は登場しません。それもそのはず、彼はこの時代共産党の弁護で弁護士資格を剥奪されていたし、治安維持法違反で千葉刑務所に行ったりした期間だったからです」by Hajime Kanbara. facebook.com/hajime.kambara… pic.twitter.com/8b0IKuoa1d

あと #虎に翼 で重要なのは「悪法も法なり」に対して諦めず、立ち向かう人々が描かれていることですよね。DV夫から着物を取り戻した原告女性。検察の卑劣な自白強要に負けず無罪を勝ち取った直言ら。 なお明治大学出身弁護士には、植民地の人々と共に戦った布施辰治もいます。

昨日届いた本のまえがき読んで知ったけど、寅子らが明律大学（明治大学）に入学した昭和１０年には既に彼女らの先輩である布施辰治は弁護士資格を剥奪され、治安維持法違反で起訴されてんだよね。 #虎に翼 fuse-tatsuji.com/fuse.html

朴烈･金子文子裁判記録　大審院第二回公判調書より　弁護人布施辰治の弁論　1926.2.27 - Ob-La-Di Oblako 文庫 obladioblako.hatenablog.com/entry/2021/06/…

「生くべくんば民衆とともに。死すべくんば民衆のために。」 この名言を残した、自由法曹団の創設者・布施辰治弁護士は、朝鮮独立運動の若者たち等を弁護して、戦後、韓国から大韓民国建国勲章を受けた初めての日本人だ。 彼こそ我々日本人の真のヒーローである。 pic.twitter.com/9D5E1iMHWv