もちろん歌も盛り沢山で、主題歌は当然のこと、姿の見えないひばりを探すのに、ギターで『悲しき口笛』のイントロを弾くと、歌いながら出てくるといった楽屋オチや、流しの場面では持ち歌以外に、近江俊郎の「湯の町エレジー」や久保幸江の「トンコ節」を歌ったり、いかにもスター歌手主演の歌謡映画。

親のいない可哀想な少女が、歌の上手さで運命を切り開き…という展開は、実にティピカルな泣かせ系の歌謡映画なのだが、前年度の泣かせがメインの『悲しき口笛』と違い、こちらはしっかりコメディ仕立てで、しかも結構ナンセンスで笑える。生き別れの父親役が花菱アチャコってところからして既に変。

美空ひばり「悲しき口笛」 B面だったデビュー曲「河童ブギウギ」に続く2枚目のシングル。同名映画の主題歌で当時45万枚を売り上げ、美空ひばり初の大ヒットとなった。映像は、映画の名場面。この後、子どもなのに大人の歌を歌うと知識層の猛烈なバッシングを受ける事になる。youtube.com/watch?v=895bzs…

うち歌　vol.26 今回は美空ひばりさんが12歳ではじめて主役を務めた映画「悲しき口笛」の主題歌を唄ってみました🎵 フル動画はこちらから youtu.be/C5Qq3ItPGvM #美空ひばり #悲しき口笛 #タンロン　#歌ってみた #カバー #HibariMisora #Kanashiki #Kuchibue #ひばりさん #うち歌　#StayHome pic.twitter.com/CwlyfoipZt