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杉本章子の直木賞受賞作。最後の木版浮世絵師といわれる小林清親が主人公の青春小説。静謐な文章と確かな時代考証が両立した佳作。杉本章子の諸作はほとんど再販されてなくて手に入りづらい。図書館で見かけたれ是非ご一読を。 東京新大橋雨中図 (文春文庫 す 6-2) amzn.asia/d/caFhLfY #Amazon
【文学賞受賞作品を読んでみよう!】 第100回 直木三十五賞受賞作 「東京新大橋雨中図(とうきょうしんおおはしうちゅうず)」 (著)杉本章子 literary-award-db.com/bookdetail/282
杉本章子著「東京新大橋雨中図」読了 光線画で一世を風靡した明治の浮世絵師小林清親を幕府瓦解から石版画が台頭する頃にかけて丁寧に描き読ませる。薄給ながらも幕臣としての矜持、明治の世でもがきながらも浮世絵に生きる術を見出す清親をとりまく群像劇。表紙の宇野亜喜良の佐江が美しくも悲しい。 pic.twitter.com/JeauvajSrL
いま読んでいる杉本章子「東京新大橋雨中図」で主人公小林清親の兄が担ぎの貸本屋仲間から一緒に新聞縦覧所を開こうと誘われてその金を渡したら夜逃げされ借金を背負い窮地に陥る話が出てくる。明治の初めに新聞各紙を置いてお茶を飲む「新聞縦覧所」が浅草奥山や神田栄町に出来て大入りだったとある。
昨日いろいろとキツかったので今日はのんびり。西荻窪でお茶でもと声がかかり「それいゆ」でお茶。盛林堂均一でこの3冊。 森岩雄「私の藝界遍歴」、久世光彦・北川健次「死のある風景」。それと文庫で杉本章子「東京新大橋雨中図」、この表紙画は宇野亜喜良だ。 pic.twitter.com/cuHCbzzm2V
2015年の今日12月4日は #杉本章子 先生の忌日。1979年『男の軌跡』で第4回歴史文学賞佳作、89年小林清親を描いた『東京新大橋雨中図』で第100回直木賞、2002年『おすず 信太郎人情始末帖』で第8回中山義秀文学賞をそれぞれ受賞。他の著作に『写楽まぼろし』『名主の裔』など。 pic.twitter.com/XipMc4giZC