- すべて
- 画像・動画
自動更新
並べ替え:新着順
メニューを開く
T.リーミィ「沈黙の声」(ちくま文庫)読了。米国のサイドショー(見世物小屋や巡回遊園地)ものの隠れた名作。表はS.キング、裏はS.ミルハウザー、映画だと「ビッグ」とかの系譜で評論だとフィードラー「フリークス」が念頭に上がる。確かにブラッドベリを思わせるが、性描写がいきなり入るので→
メニューを開く
アニメでも映画鑑賞でもYouTubeのコメント欄でもどこもかしこも「誰が一番気の利いた褒め上手になれるか選手権」のようになっているが、そうした饒舌な人の語りよりも、作品を前に絶句して言葉を失った人の沈黙の声に耳を傾けたい!SNSの過剰な言語化至上主義は、沈黙の価値に安い値を付け過ぎている。