沢木耕太郎/流星ひとつ(2016) 今月の5作めは、凍以来久々に読んだ沢木さん。というか、読みかけで中断していたのを読み切りました。1979年、引退直前の藤圭子さんのインタビュー。藤さん、こんなに魅力的で誠実な人だったのか pic.twitter.com/bt2DTCq4cY

「深夜特急」を読んで感動しまくった沢木耕太郎も、はや75才かあ。取材対象の藤圭子に恋愛感情を抱いたけど結婚には至らなかったね。 honto.jp/ebook/pdseries…

「#流星ひとつ」　#沢木耕太郎 著　新調文庫｜向後善之 #note 歌手として頂上に登った時何があったのか聞かれた #藤圭子 は、「何もなかった、私には何もなかった」と答えています。そこに僕は、彼女の深い孤独を感じてしまいます。 note.com/yoshiyukikogo/…

#沢木耕太郎 #流星ひとつ #読書 二人の会話だけが綴られてるんですが、お互い凄く誠実で魅力的なやりとり。当時の藤圭子さんが等身大で迫ってきます。とてもピュアで繊細で潔癖で…。きっと読んだであろう宇多田ヒカルさんは、知らなかった母親に出会えたっていう感じで感動しただろうなあ。

沢木耕太郎さんは｢一瞬の夏｣でハマって以来、全部読んでたんですが、これだけなんとなく読んでなかった。内容はかなり昔の藤圭子さんへのインタビューだけど、ずっと世に出すのを封印してたみたいですね。亡くなられたのを機に出版されたのか…。 #沢木耕太郎　#流星ひとつ　#読書 pic.twitter.com/43v1OJTvUg

『オートリバース』 高崎卓馬@takumantakuman 80年代初頭の小泉今日子の親衛隊を描いた青春小説なのだが、宇多田ヒカルの母親でもある藤圭子の全盛期を全編会話で構成した沢木耕太郎『流星ひとつ』を思い出した。 知らない空気と同時代の心情を文字だけで味わえるのは、作家の力量だと思った。 pic.twitter.com/LoW2DJQjJ5