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東京藝大版『海道東征』に併録されている『我国と音楽との関係を思ひて』も素晴らしくて何度も聴いている。フーガ形式だがやはり日本語の響きが美しい。 戦前のクラシック作曲家は歌曲では山田耕筰以下何人もいるが、本格的合唱曲では信時潔が第一号だろう。合唱曲の父としてもっと評価されるべき。
東京藝大版『海道東征』はやはり素晴らしい。比べていいのかわからないが『復活』の「アウフェルシュティーン」よりも「はるかなり わが中空」の方が体へすっと染み込んでくる。特に合唱は透明な美しさが素晴らしく、太古の空気がふっと底から湧き上がってくる感じがする。言葉の壁は厚いのだろうか。
伊福部昭の曲もいくつか聴いたが、この「縄文時代的」な骨太さはやはり日本人でないと演奏できないような気がする。日本人による日本の曲を海外に発信することもまた大事だろう。 ただ『海道東征』はフルで聴くと結構ダルくなってくるので演奏するなら若干のセレクトが必要かと😅
ということで久しぶりに信時潔作曲の交声曲『海道東征』を聴いたがもうやっっっぱり違う😵💫😵💫😵💫日本語の美しさを最大限に引き出すためにはこのように一音一音をゆっくり響かせることが重要なのだと痛感した。演奏は最初の東京藝大が最高。関係者の方々にはよく実現してくれたと本当に有り難く思う。
返信先:@riku_og_sun73他1人『海行かば』の作曲者・信時潔の代表作は、実はこれではありません。世俗カンタータ『海道東征』です。私の推薦盤は山田盤(エクストン)〈一枚物且つ好演〉。
産経朝刊8P、海道東征。宇賀神社から見田、大沢古墳群への地域には、古墳時代前期に遡る国内最大級の "大和水銀鉱山" が集中。弥生時代から古墳時代には、墓の内部や遺体に朱を施し、死者の再生や魔よけを願った風習があった。宇陀には、神武天皇に刃向かって殺されたシュロウオウの伝説がある。
産経朝刊15P、海道東征。徒歩で生駒越えを試みる一考を、先住民のナガスネビコが待ち構え、戦を仕掛けた、と古事記は記す。ナガスネビコは、生駒山の東、現在の生駒氏付近に住む豪族で、海を渡ってきた一団が "国を奪いに来た" と考え、生駒山の山上から迎え撃とうとした。
産経朝刊22P、"海道東征" 瀬戸を照らす 海洋国家の曙光。"日本霊異記"での記事。 "38代天智天皇の白村江の戦いに、越智直が一族を従えて出陣。奮戦及ばず捕虜となったが、造船知識が有ったので敵地で船を造り、観音菩薩の助けで西風を得て帰国。そんな直を、天皇が憐れみ褒美を与えた"。