第6回「旅の良書」（順不同） 『今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。』石澤義裕 『まんぷくモンゴル！　公邸料理人、大草原で肉を食う』鈴木裕子 『地霊を訪ねる　もうひとつの日本近代史』猪木武徳 『草軽電鉄物語　高原の記憶から』芦原伸 （続）

猪木武徳さんは面白い書き手なんでしょーか。

アステイオン100 単行本（ソフトカバー） – 2024/5/24 amzn.to/4dPfXTZ amazon #ad 特集：「言論のアリーナ」としての試み――創刊100号を迎えて 青木冨貴子／赤澤真理／池上裕子 池澤夏樹／伊丹敬之／猪木武徳 今橋映子／岩間一弘／鵜戸 聡 宇野重規／大笹吉雄／大貫恵美子 大尾侑子　ほか

猪木武徳「（承前）地域の政治・行政への参加、利害と関心を共有する人々が自発的に連携する結社、何が正義かの判断に国民が参与する陪審制度など、公共精神を涵養する「装置」が不可欠だとトクヴィルは説いた」読売・地球を読む、2024年5月5日

猪木武徳「トクヴィルは、デモクラシーは社会秩序にとって不可欠な公共精神を衰弱させるだけでなく、物事を考える際の時間の幅を短期化すると指摘した。「いまの」「自分にとって」という観点を優先させる自己中心的な人間が生まれやすくなる…そうした傾向を避けるには、」続（読売朝刊、2024年5月5日

猪木武徳「（承前）管轄の税務署によって毎月の収入からそれぞれの教会への教会税を徴収される……この教会税に対して近年国民の不満が高まっているとの報道もある。個人が州に納める所得税の9%程度に相当する額が教会税として徴収される。教会側の不祥事に加え、この税負担も」読売朝刊、2024年5月5日

猪木武徳「一定の条件を満たす宗教団体（カトリック、プロテスタント、ユダヤ教など）はラント（州）から公法上の地位を与えられており、それら公認の宗教団体は国民から教会税を徴収する権利を持つ……国民はどの宗派の教会に属するのか登録する。登録された教会員は」続く（読売朝刊、2024年5月5日）

今朝の読売『地球を読む(猪木武徳氏)』。デモクラシーが健全に機能するためには、「いま」と「自分」に関心が集まりがちな人間の心を、「未来へ」「他者へ」と押し広げる必要がある。宗教には、強い自己中心主義から人間を解放する力がある、と見ていたトクヴィルの思想。なるほどなあ。

『読売』5月5日朝刊。民主制と宗教・大阪大学名誉教授・猪木武徳氏。『最善のものが腐敗すれば最悪のものを生み出す』一部の宗教団体が社会の安寧を脅かすような事件を引き起こし『最善の∼○○○』と。正に、カルト宗教である朝鮮邪教創価学会にピッタリ当て嵌まる。最善から最悪の朝鮮カルト宗教へ。

『公研』７月号を発行いたしました！ 「公研セミナー」では神田眞人財務官に現在の政治・経済状況を、「対話」では猪木武徳さんと阿川尚之さんに京都にまつわるお話を、「私の生き方」では元プロ野球選手佐藤義則さんにその半生をお話いただきました。 詳しい目次はこちら▼ koken-publication.com/%e6%9c%80%e6%9… pic.twitter.com/8m6EUsluIO