蓮實が春樹に対抗するのにセリーヌを持ち出したのって、福田和也の解釈を意識したうえでのことだったんだろうか？とふと思い調べてみた。

ヨーロッパの古書市でドリュ・ラ・ロシェルの生原稿手に入れたぜ…とか書いていたのは福田和也だったか…?

福田和也「保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである」読んで、猛烈にトンカツが食べたい今。

福田和也氏の訃報に驚く。 blog.goo.ne.jp/snforever/e/56… #gooblog 福田氏は、平成10年に開催した野村先生の追悼集会「群青忌」の第五回横浜集会で追悼講演をして頂いた。

この世には、もういない福田和也先生と坪内祐三先生の共通点として、村上春樹が好きというのはあったが、福田先生のは『批評空間』グループに対する「逆バリ」で坪内先生のは本気だったという違いはあるだろう。加藤典洋もいないし、千葉くんは春樹の批評を書いたら、いいんじゃないかとも思うけどね。

人間は他者を殺してもいいし自分がいつ殺されてもいい、この世界に善悪なんてなく美醜だけがあり、無の享楽と哄笑だけがある、その真理を呵責なく認識して言語化するのが批評だ、というのが福田和也の基本線であり、彼はやはり保守でも右翼でもなくファシストだったのだろう…

福田和也先生、ありがとうございました。 pic.x.com/RBRb91BcLn

福田和也も結婚は定職がない時代にしているしまあ実家が太い、のちには虚名があるで女にはもてたほうなんだろうな

【復刊10/30発売】『奇妙な廃墟　――フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール』福田和也（ちくま学芸文庫）統一した視点からファシズムと文学・思想を検証し、近代フランスの歴史観に挑戦する渾身のデビュー作。amzn.to/4f0SVJv

【復刊10/30】『甘美な人生』福田和也（ちくま学芸文庫）芥川の「憎悪と笑い」、谷崎の「虚無的な決意」、日本の弱き神の脆き夢としての『万葉集』…柄谷行人の「営みとしての批評」を炙り出し、破壊的な衝動と理不尽な力を村上春樹の小説に読みとる。解説・久世光彦 amzn.to/4f4fWvg

【復刊10/30】『日本人の目玉』福田和也（ちくま学芸文庫）「虚子と放哉の間で理論を、西田と九鬼の間で思考を、青山と州之内の間で美を、安吾と三島の間で構成を、川端において散文を問い、そして小林秀雄にたどりついた」解説・柳美里　amzn.to/3BRoCqc

福田和也の著作のうち、これは知らなかった。読まなくては。 x.com/consaba/status…

『村上春樹12の長編小説　1979年に開かれた「僕」の戦線』福田和也（廣済堂出版）十二の長編小説を一編ずつ取上げて批評し、三十二年の歳月をかけて構築された「村上ワールド」の真髄を抉る文芸評論。amzn.to/487kHSh

やる事が無いのが9.11に出会してって要らねぇーー 福田和也だとか やる事が無いのがアメリカで黒人の歌手に感動しても 要らねぇーーだろう？。 ココ↓↓が社会主義でも共産主義でも無いそれよりも下の血洗島で始まっても 居るなよ“オマエラ”は “”居る“なって無条件で〜1970を yomiuri.co.jp/culture/cinema…

福田和也の「小説よりも批評の方が数層倍自由で多様な創造的なジャンルだ」という言葉、ど素人が烏滸がましいけどわかるんだよな。というか小説が批評を失ってしまったんだろうな。

福田和也『空白の終焉へ』、三島由紀夫『文化防衛論』への言及もあり。 x.com/atoreides/stat…

そういえば福田和也は『空白の終焉へ』でペルーのアルベルト・フジモリ大統領を高く評価し。　このふたりが今年相次いで亡くなり。

あと、小生が学生だった頃の福田和也は、やっていることが松浦寿輝と重なっているように見えた。

まあこの三つが残っていれば福田和也は生き延びる。 x.com/chikumagakugei…

それで言うと、先日亡くなった福田和也も早晩（というかすでに）見えなくなってしまう書き手で、『奇妙な廃墟』、『甘美な人生』、『日本人の目玉』あたりが復刊するのはいいけれど、これらと同時に福田を福田たらしめていたのはベタな右翼との対談とか『悪の〜』シリーズとかであって、前者だけでは

村上春樹を評価したのが福田和也で新海誠を評価したのが石原慎太郎といういずれ右派というのは興味深い。

返信先:@C4Dbeginner当時の「批評空間」は村上龍というよりもむしろ中上健次を過剰に持ちあげ倒してましたね。福田和也はそんな中上の作品をインチキポルノと酷評しましたが（『千年の愉楽』。良い小説なのにw） 村上春樹は『ノルウェイの森』の大ヒットのあと日本文壇からアンフェアなくらい袋だたきにあってました

「死んだ福田和也が云々」というつぶやきを見かけて、福田和也って死んだのか？と思って調べてみたら、今年の9月に亡くなっていた。 昔、何冊か読んだなぁ。 『奇妙な廃墟』という、フランスの右派やファシズムを扱った本は面白かった。

柄谷行人けなしていて、福田和也は褒めていた。で、そういうことろが福田和也のいいところだったわけですね。反柄谷みたいなところでデビューしている。

福田和也氏お亡くなりになってたの？知らなかった。『作家の値うち』読んでました。

福田和也、日本の批評空間では冷遇されがちな村上春樹は賞賛して逆に持ち上げられ気味の村上龍は若い頃の作品は良かったけど平成以降の社会批評的小説はどれも退屈と書いてたけどそれはその通りだな。

福田和也の『甘美な人生』をパラパラ読み返す。学生のころ読んだ時は、「批評空間」への逆張りと露悪とアイロニーばかり感じて、ピンと来なかったけれど、今読み返すと、わりと素直な心情をまっすぐみずみずしく語っていたんだな、という静かな感銘を受けた

今急に思い出したけど、前田日明と福田和也の対談また読みたいな。

昔、ダルビッシュがアメリカで活躍し始めたころ、福田和也が「アラブ系がアメリカで世に出ていいことにした存在」と評していたのを思い出した。 まあ、ダルはそういう系統のことはほとんど言わないし、現状のアメリカではアラブ系はあふれているけど。

柄谷の福田和也高評価は小説の読みとかだけでなく、ヤバいものへの感覚が機微に触れるものがあったのではないかな。福田さん読んだことないからいずれ…気がすすむない…

福田和也の読み直しというか調査が続いているのだけど、この本の続刊はあるのかなと検索したら全く同じ疑問を綴っている自分のコメントを見つけて驚いた。読書メーターの感想を拾っているみたい

福田和也亡くなってたのこのポストで知った🙄

#スナックラジオ 福田和也氏亡くなっていたのか。SPA!の連載読んでいたなぁ。

返信先:@C4Dbeginner村上春樹は読まず嫌いだったんですがやはり福田和也が絶賛していたのをきっかけに読んでみたら物凄い作家だった。

福田和也はアイロニーとして右翼を演じていたはずなのに、世の中が右傾化してネタがベタになってしまった（から書きづらくなった） とはよく言われることだが、テン年代以降の福田の仕事もフォローしてた西田博至の説得力 確かに、新潮に載った晩年のパリ旅行記は悲痛だった⋯ youtu.be/QzUQp0YzaPI?si…

なお逆の立場の保守界隈では、村上春樹は本来なら日本の誇るべき大作家なんだろうけど、文学的評価を語られることが少ないというか、政治的スタンスの違いから敬遠されてそもそも読まれていない感がある 先日亡くなった福田和也はストレートに評価していたけど、あれは例外ではないだろうか

たしか福田和也だったか、講義中に「『ノルウェイの森』でどの登場人物が好きか」学生に聞いたら、男子はみんなミドリ、女子はみんな直子と答えたとか つまり直子に親和性を覚えるか否かが女性読者のポイントかな x.com/cobta/status/1…

先日亡くなった福田和也氏は『作家の値うち』でやけに村上春樹とあの石原慎太郎を褒めそやしているのに驚かされた。石原は読んだことはないが、これをきっかけに村上春樹を読むようになった。『ハードボイルド』『ねじまき鳥』『1Q84』『カフカ』は面白かった。 x.com/C4Dbeginner/st…

文学史的にいうならば、基本は批判一辺倒だった村上春樹の評価をひっくり返して絶賛したのが亡くなった福田和也「作家の値打ち」だった x.com/aoitile/status…

村上春樹はデビュー作から先輩作家に睨まれて芥川賞すら取れず、その後も村上龍をかつぐ『批評空間』から酷評され、にも関わらず世界的文学評価と何百万人の各国の若い世代の（そして多くは女性の）読者を獲得してきた稀有な日本語作家。死んだ福田和也が絶賛したけど文芸批評家の多くは貶してきた x.com/aoitile/status…