「蔦屋重三郎説や葛飾北斎説や喜多川歌麿説や西洋人説や韓国人説を知ることで写楽別人説への免疫力は上がります！」 「惑わされないためには本書を購読してトンデモ歴史リテラシーを強化してもらうしかありません！」 ま、こーゆーノリで読んでいただけましたら。 x.com/kasasu2004/sta…

東洲斎写楽の正体の韓国人説はブームも末期の1990年代になって出てきた新参ですが、オランダ人説は1970年代から存在する中堅のネタです。 蔦屋重三郎説と葛飾北斎説は1950年代から存在する古参です。 ちゃんと先行の諸説をまとめてないから、似たような俗説が何度でもゾンビのように復活するのですよ。

葛飾北斎の「画本東都遊」には「絵草子店」としてその店先の光景が描かれている。 #葛飾北斎 #蔦屋重三郎 pic.twitter.com/GN26uXgyvt

蔦屋重三郎が主人公で、喜多川歌麿や東洲斎写楽や葛飾北斎をプロデュースしたから、吉原も舞台になるのは必然。 その吉原が駄目だと言うなら、他の江戸時代も戦国時代も室町時代も平安時代も全て駄目になって、大河ドラマで時代劇ができなくなる。 (笑) 明治も大正も昭和も歴史ドラマはアウトになる。

ちなみに、現在東京藝術大学大学美術館で開催中の「大吉原展」に #北尾重政 の絵本『青楼美人合姿鏡』が出品されています。当時同じく人気だった #勝川春章 との競作。この夢のコラボを実現させたのも #蔦屋重三郎 です。春章（= 葛飾北斎の師匠）も大河ドラマに登場するのでしょうか？