「日本の古本屋」で調べた限り、『失われた時を求めて』個人全訳の揃いが井上究一郎訳（ちくま）で最安値4000円ぐらい　鈴木道彦訳とかだともっと高くなる　井上個人訳以前の新潮社の分担訳だと3000円台もある

プルーストの優れた人間観察③ …この才能を完全に保持していることがありうるのである。 （鈴木道彦訳） 私たちの盲点を鋭く突いた慧眼だ。

返信先:@ryoheiheisuzuki他1人鈴木道彦, 有關必回

プルーストのプチットマドレーヌ③ …思い浮かべ、待ち受け、期待しているのだ、その匂いと味のほとんど感じられないほどの雫の上に、たわむことなく支えているのだ、あの巨大な思い出の建物を。 鈴木道彦

途方もない魅力に満ちた物語② 「彼女の寝息はますます強く、まるで快楽のあえぎかと錯覚するほどで…」 「私は何時間もじっと波の砕ける音に耳を傾けるように利害を離れた心静かな愛情で彼女の眠りを、味わうのだった」 『失われた時を求めて』 鈴木道彦訳

『失われた時を求めて』全訳 鈴木道彦 21世紀はどこまでプルーストを読むだろう ケイタイに端的に示される薄手で断片的な文化しか持たない世代は、繊細で濃密なプルーストの世界をどこまで理解するだろう 一つの時代はその器量に応じた古典しか持てないものだ

こんなのあったっけとおもって調べたらここか(鈴木道彦訳の集英社文庫版) pic.twitter.com/lJB63wgECU

鈴木道彦訳「ソドムとゴモラⅠ」読了。いつから読みだしたのか記録がない。1月31日に「ゲルマンテの方へⅡ」を読み出すと記録しているが、4月9日には次の巻に移っている。読むのが結構苦痛な時があるが、そういう小説かなと思ってきた。

20240430-a-6 これら読み直してみても、やはり、この文章（著作）全体が繰り返し読んでもすばらしいと自分には体験される。「サルトルの最良の著作の一つだ」とのニザンの生涯に関しての文書の中で述べていたその記憶も。『シチュアシオンⅣ　肖像集』（人文書院、鈴木道彦該当著作翻訳。）

20年ほど前、割と近所に住んでいたが、鈴木信太郎の家があるとは知らなかった。2010年まで長男成文が住み続け18年に開館とのこと。見どころはやはり空襲に耐えた鉄筋コンクリート造りの書斎。船火事で本を失った経験が生きた模様。父について語る鈴木道彦の映像も観る。

【12月予定】サルトル『家の馬鹿息子　ギュスターヴ・フローベール論（1821年より1857年まで）』第5巻（鈴木道彦、海老坂武監訳）人間理解の方法を示そうとした、20世紀思想の記念碑的作品。40年の歳月をかけてついに邦訳完結。最終巻にしてA5判2段組み、768頁という大著。jimbunshoin.co.jp/book/b524957.h…