除去食試験の際に痒みが強い場合はアポキルなどを併用して除去食試験を行う事があります ⚠️ 試験開始8週後の効果判定の前には、1-2週間の休薬期間が必要とされています　 また、休薬して1-2ヶ月でやっと再燃するケースもあり 休薬直後に痒みが出ない＝除去食による改善という解釈には要注意です #犬

犬アトピー性皮膚炎だと診断しても、プレドニゾロン1mg/kgで改善が見られない場合は診断を見直す必要があるとされています ノミやニキビダニ、マラセチアや膿皮症は無いか 除去食試験は行ったか 闇雲にプレの用量を上げたりサイトポイントを加えるとドツボにハマるかもしれません #犬

血液による食物アレルゲン検査は、除去食試験のフード選びの参考として使います "この子はもうこの食材を一生食べられない" という呪いをかけたりかけられたりしないよう、獣医師とオーナー双方の認識を擦り合わせる必要があります #犬　#猫

【ガイドラインで指摘されてる見逃されがちな除去食試験失敗の原因】 ・食卓の食物 ・おやつ ・歯磨き粉 ・食品非表示の物質 ・投与薬用のゼラチンカプセル(アンチノールとか) ・フレーバータイプの薬(ネクスガードとか) ・同居動物の食糞 ・床に落ちたパン屑 ・同居動物の食器を舐める #犬　#猫

食物アレルギーの診断を除去食試験以外にin vivo,in vitroでもっと簡便に出来ないか？ 厳選された23件の論文のシステマティックレビュー 【結論】 除去食試験と負荷試験がゴールドスタンダード、他の検査は推奨出来ない bmcvetres.biomedcentral.com/articles/10.11…

除去食試験により痒みが改善したら、以前食べていたフードに戻す負荷試験を行い、痒みが再燃することを確認します これは試験中に実施した他の治療や季節の変化により改善した可能性を除外する為です 負荷試験では、通常1-2日以内、遅くとも7-10日以内に痒みが再燃するとされています #犬　#猫