ビューティ市ヶ谷「こ、このズン胴田舎娘えええ！　どうやら悪運と自分の実力をはき違えていることに気づいていないようですわねえ！」

ビューティ市ヶ谷「祐希子！　そんなマグレが続いたような優勝で喜んでいるようじゃ、あなたの実力もたかが知れているようですわね！」

ビューティ市ヶ谷「このわたくしを倒してしまった責任は大きいですわよ。これからは、このわたくしのように、チャンピオンにふさわしい風格のある試合をしていただかなくてわね！」

ビューティ市ヶ谷「オーッホッホッホ！　よろしいですわ。全国民が注視するこの場で、今度は二度と復帰すらできないようにコテンパンにして差し上げましてよ！」

ビューティ市ヶ谷「オーホホホ、そんな方もいらしたかしらね。あんまり帰っていらっしゃるのが遅いんで、どこかでのたれ死んでらっしゃるのかと思いましたわ」

ビューティ市ヶ谷「あーら、どこのどなた様だったかしら？」

ビューティ市ヶ谷「わ、わたくしは未だ２９でしてよっ！　失礼なっ！」

ビューティ市ヶ谷「9月10日は、私の誕生日ですわ！」

ビューティ市ヶ谷「国内最強…？　あなた、この全宇宙で最も強く美しいこのわたくしを、この小さな島国のワクに勝手に納めてしまうようなことをのたまわないでいただきたいですわね！」

ビューティ市ヶ谷「私への応援は当然といたしましても、他の方々にもせめて私の十分の一程度の応援はしてさしあげてくださるかしら？　オーッホッホッホッホ！」

ビューティ市ヶ谷「ホォーーーッッホッホッホッホッ！　今日の客はなんてラッキーなのかしらっ！　わたくしの強さと美しさが、一段と際だったベストマッチが観戦出来たのですからねっ！」