河野有理「派閥は党内ガバナンスを保つとともに、次世代リーダーの育成機能を備えていた。派閥のような党内の中間団体の力を弱くする帰結は独裁かアナーキーだ。政党としては良くない状況だ」 「自民派閥、完全消滅はせず」：日本経済新聞 nikkei.com/article/DGKKZO…

資本主義は究極の経済体制。なぜなら、進化し続けるから。自由人のイノベーションによる開かれた世界体系。但し、それが健全であるためには、家族・大学・教会といった社会中間団体の存在が重要。つまり、伝統・権威・神聖と言った価値観を尊んでこその自由。

派閥のような党内の中間団体の力を弱くする帰結は独裁かアナーキーだ。政党としては良くない状況だ。派閥がなくなり党本部への中央集権が進めば有力なポピュリストに突然党を乗っ取られることも中長期的にはありうる →だから、派閥自体無くさなくて良い。 nikkei.com/article/DGKKZO…

「派閥は党内ガバナンスを保つとともに、次世代リーダーの育成機能を備えていた。派閥のような党内の中間団体の力を弱くする帰結は独裁かアナーキーだ。政党としては良くない状況だ。 nikkei.com/article/DGKKZO…

Philip A. Kuhn, Origins of the Modern Chinese Stateを読了。中間団体を消滅させることこそ「新中国」が目指した最重要目標の一つであったという指摘には頷けた。かかる目標は辛亥革命後、民国期の軍閥政権にも引き継がれ、中華人民共和国成立後に毛沢東にも意識されていたという。 pic.twitter.com/ohzkIkUsaS

健全な政治、会社運営には組織内に中間団体が多くあることが必須なんだけど、「会社の人と関わりたくない」のメンタリティ全開だと中々難しい 「こいつとは関わってもいい」と思われるためにあの手この手を考えねば

中間団体が壊滅して、お互いの背景がマスキングされた個人主義社会では政治の話が普及して活発化するのは無理。全体主義が流行り始める理由でもある

EU共同体における中間団体とそのうんちゃらみたいな授業( ﾟ∀ﾟ):∵ｸﾞﾊｯ!!

返信先:@mas__yamazaki家庭とか、友達とか、地域とか、労働組合みたいな中間団体が徹底的に破壊されて、巨大な敵に対してバラバラにされてるのも大きそうです。 それを得ようと思うと、「サービス(金)によって実現できる！」みたいな広告が溢れてる。かなり病んでます現代。

王権神授説を使い、絶対王政を行う。でも実際に庶民と関わり合うのは中間団体。 頼朝の下文にこだわって、政所下文に納得できなかった千葉介常胤みたいな人がでてきたりしないんだろうか。

返信先:@3FcgL中間団体のやりすぎ 愚かさを徹底的に追求する 反対勢力の戦略が初めに欲しかった

祭りなり盛り場なり、さまざまな中間団体での活動なり、人間が自由に結社や集団や組織を作ってその中で人間関係を発展させてゆき、恋愛や結婚も結果として起きるというような、そういう場を行政は全部潰してきたでしょ。 それで成り立たなくなって今更街コンとかウケる。

中間団体のありかた、その再構築に考えを巡らせる

色々な中間団体が必要。

ギデンズの第三の道やNPO法人による中間団体やボランティアなど国家権力でもなければ市場でもない、市民社会の紐帯と中間組織によって大きな社会を構成しようと90年代の大きな潮流でありましたが、政治に無関心、市場の力は強く、中間団体に対する信頼がないなど散々な結果になっているなと感じます。

社会の複雑化も要因の一つとなって、民主主義国、資本主義国も例外なく行政の守備範囲の肥大化自体は起きているので、今更、そもそもレベルで小さくなんて無理な話で、どの程度の方向に進むかの問題ですよねというのは。 その現代社会では行政以外の中間団体の役割も、それ自体は重要でなかったこと

「排除法」The law of exclusionで検索してもあまり情報はない。中間団体の排除は出てくる。全員が個人の意思で投票するため、組合なども排除。究極的に議員候補も要らないとなったのだろうか？行き過ぎかな。

「近代化」が進み、中間団体が破砕されて個々人の自立が進むと、代議制民主主義が成り立たなくなる、ということかも。 　今起きてるゴタゴタは、実はこのあたりに起因するのかもねぇ。

中間団体が大事だとは言うけれど、人民共が我からありとあらゆる中間団体、相互の結びつきを破壊する暴徒の群と化しているならば、これは軍と銃口により鎮圧しなければならんとも言えましょうな。

メディアも含めた、中間団体との利害関係が薄い「政治に関心がある」層ほどカイカクキメとった事を考えますと、よく分からんので参加しないと言うのは賢明に思える

これが分からないDV男たちが共同親権運動やって、国会まで辿り着けちゃったところにも、現代政治の中間団体弱体化が見えるのよね。 #共同親権は危険

返信先:@AikiHashimoto多重下請け構造が問題ですよね 個人中小は一つの塊となって対処できないですかね これはこの業界だけでなく一人ひとりは弱いので 集まり中間団体として訴えるしかないですよね 一票しかないのですから（笑）

フランス革命のように徹底的な形で中間団体が破砕せしめられたのではなく、なんとなく気がついたら溶けていたという中で、それをメインプレイヤーのひとつとして当てにしていた社会全体の福祉システム（自助・共助・公助のバランス）を再構想するのは、かなり難しいがクリアしなければならない課題。

『「戦後日本」とは何だったのか』第２章の堀論文で指摘された、1990年代以降の社会分業的小規模経営の衰退と失われた30年との関係に、事業者という中間団体による社会的共助を前提とした日本型福祉のあり方をクロスさせると面白そうだなと思う。

返信先:@chapman10719486他1人財団は正当ではありません、いわゆる中間団体です。こんな基本も解らず政治を語るとアホ認定されちゃうよーーんw

返信先:@Reloaded7701労働組合のような中間団体を危険視せざるを得なくなったのは、嫌な流れだな。 日本もいつの間にかヘンなシューキョー⚱⚱⚱に乗っ取られてるし…🤔

田原史起　中国農村の現在 中公新書 目が鱗の好著だと感じた。 発見が多い。 著者は社会学者だが、顧炎武や章炳麟にも 射程が及んでいる。 中間団体や基層幹部の選挙の話が特に参考に なった。 pic.twitter.com/DPgJDWGITq

台湾地震の対応から日本が学べることって単に行政だけあってもだめで行政と個人の間の中間団体を分厚くすることなんじゃないの

オンラインサロンが流行っているのは、中間団体見直しの流れの一環かと #会社 #オンラインサロン #中間団体 #コミュニティ #昭和

昭和の会社の悪い点ばかり強調されるが、良い点もある 「市場」に１人で放り出された個人は、独力でやって行くことの厳しさ、寂しさを感じている 近い将来会社をはじめとする中間団体が見直されると予想 「昭和っぽい会社」の変身　ためらわず着実に前へ - 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…

中華世界、あるいは伝統中国における民間あるいは「中間団体」の位置づけに関する知識が、日本から失われてたりするの？？ほんとに？？

《派閥のような党内の中間団体の力を弱くする帰結は独裁かアナーキーだ。政党としては良くない状況だ。派閥がなくなり党本部への中央集権が進めば有力なポピュリストに突然党を乗っ取られることも中長期的にはありうる》 〉法政大の河野有理教授：日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…

これはいくつか留保があって、次の衆院選が近ければ彼の下では再選が危ういとして党内からの引きずり降ろしがあるところ、来年まで国政選挙はなくまだ「総裁選で勇退」シナリオに期待できるところ、また党内中間団体である派閥が機能不全になっている点がある（´・ω・｀）

「産む人間の権利」を主張すると養育の義務が生じる。それを既存の制度の中で自分以外に振り分けようとすれば、国家か家父長制的家族かの究極の二択になる。国家に回収されない自律性をもった中間団体の力が弱く制度化もされていないため、社会で育てるという選択肢がない。 ↑かなり示唆的だと思う

実務でハウスメーカー稼働している時には「モダン何々」というのが建物としてちゃんとしてる、位の意味合いで其れ位から中間団体とか相互に侵害すべきで無い信念構成がある、みたいなところを回復しないとダメなのだと思う。新興宗教アウトブレイクとして酷い

河野の常識的な発言は、今は予言のようにも聞こえる。 「派閥のような党内の中間団体の力を弱くする帰結は独裁かアナーキーだ。政党としては良くない状況だ。派閥がなくなり党本部への中央集権が進めば有力なポピュリストに突然党を乗っ取られることも中長期的にはありうる」 nikkei.com/article/DGXZQO…

【注目インタビュー】自民党「派閥」は完全に消滅せず　法政大の河野有理教授 河野氏は「派閥のような党内の中間団体の力を弱くする帰結は独裁かアナーキーだ」と主張します。 nikkei.com/article/DGXZQO…

「派閥は党内ガバナンスを保つとともに、次世代リーダーの育成機能を備えていた。派閥のような党内の中間団体の力を弱くする帰結は独裁かアナーキーだ。政党としては良くない状況だ。派閥がなくなり党本部への中央集権が進めば有力なポピュリストに突然党を乗っ取られることも中長期的にはありうる」

「派閥という中間団体が無い、派閥形成が禁じられている巨大な党」程、この世で恐ろしいものは無いでしょう。あの中共だって、当然ながら派閥禁止の民主集中制ですが、団派、上海幇、太子党、陝西幇とか派閥がごちゃごちゃ入り乱れて時の方がまだしも「安全」だった。特に共青団の団派の凋落が決定的。