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身近にあるものではなく、私とて、例えば丸谷才一だとか向井敏のものを読んでいなければ知らずに、仮に古書店などで目にしてもさまで関心をもたず行きすぎていたろうから。茶話、なんだろう、岡倉天心に似たような題名のものがあるが、くらいに思うくらいで。で、手にとったものの、はたしてどうなのだ
若い頃読んだ、丸谷才一『日本語のために』を再読。「現代文体の確立のためにはやはりまづ過去の日本の文体が手がかりとなる。それによつて、文体の洗練がどういふものなのかといふことを全国民がおぼろげなりと感じとることが必要なのである。」など。 日本語にあれこれ迷う自分に、安堵を与える書。
元朝日新聞記者の松本仁一のアフリカ本やカラシニコフ本とか、大岡信、丸谷才一、大野晋、井上ひさしの日本語相談とか、この出版社にはそれはそれは楽しく読ませてもらった恩義はあるけど、維新とタッグ組んでるのはほんとに最低だと思う。 x.com/japasiaearth/s…
輝く日の宮(2003)/丸谷才一 泉鏡花賞受賞作 『源氏物語』には「桐壺」と「帚木」の間に「輝く日の宮」という帖があったとされる学説があり、国文学者の安佐子は失われた帖の謎を探求する。 『源氏物語』の読者として納得できる謎解きで、安佐子が大胆にも復元を試みた「輝く日の宮」も興味深い。 pic.x.com/AYV42EquJR
「科学随筆UN PASSAGE」企画の参考図書に寺田寅彦『柿の種』を挙げましたが、他の例としては、例えば坪井忠二「コケコッコー」などは構成と論理の良い例です。この短文随筆は、丸谷才一『文章読本』第十章に全文掲載で、文章(テクスト)を織物(テクスチュール)と捉えて書く要諦が解説されています。
丸谷才一、武満徹、大岡信、中村稔、多田智満子、大塚啓也、渡辺武信、串田孫一、田村隆一 ほか『ユリイカ 1960年9月(第5巻第9号)』ほか入荷しました。 seichoshoten.ocnk.net
石原慎太郎は「わが人生の時の時」で野間文芸賞候補になったらしいが(90年)「小説でない」と言われて落選、しかし受賞したのは佐々木基一の「私のチェーホフ」だった。しかしこの時吉行は欠席しているから、発言したのは丸谷才一か。
風山瑕生、丸谷才一、篠田一士、中山公男、橋本一明、嶋岡晨 ほか『ユリイカ 1958年10月(第3巻第10号)―特集・ランボー研究』ほか入荷しました。 seichoshoten.ocnk.net
邱永漢『食は広州にあり』(中公文庫版)のあとがきを丸谷才一氏が担当なさっている。日本終了とか軽々しくいうような人は、実際にその日本終了を体験なさったふたりが、どんなことを書いていたか、追体験してみるようなお方は果たしているものだろうか。
(あ)『年の残り』(丸谷才一)禁欲的で自らの思考にも厳格な六十九歳の老院長。病院を訪ねてきた高校一年生の後藤正也という若者にこころひかれる。教授の紹介で、美しいがあまり賢明でない女と頭のよい女性と同時にお見合いし、頭のよい女性と結婚したが、夫婦の間に生まれ息子は早死にしてしまう。
地下―ピート・ハミル『ブルックリン物語』丸谷才一『裏声で歌へ君が代』ルイ・マル「地下鉄のザジ」ジョルジュ・ブランシュ「白い少女」リュック・ベッソン「サブウェイ」「レ・ミゼラブル」ジュリアン・デュヴィヴィエ「望郷」諸星大二郎「地下鉄を降りて」宮田登『土の思想』
福井英一『イガグリくん』芝木好子『隅田川』『東京下町の昭和史』池波正太郎『原っぱ』モルナール『パール街の少年たち』 谷中―中勘助『銀の匙』サイデンステッカー『東京 下町山の手』丸谷才一・山崎正和『日本の町』梶井基次郎「泥濘」「路上」「雪後」「橡の花」「冬の日」「ある崖上の感情」
柳橋―安藤鶴夫「わたしの東京」成瀬巳喜男「流れる」幸田文『流れる』藤沢周平『橋ものがたり』隆慶一郎『吉原御免状』小林信彦『イエスタデイ・ワンス・モア』 橋―豊田四郎「濹東綺譚」永井荷風『濹東綺譚』丸谷才一・山崎正和『日本の町』藤巻義夫「隅田川絵巻」三島由紀夫「橋づくし」
春の四天王寺4回目、続いても安い本を求めてCosyoCosyoへ。 3冊五百円で3冊選ぶ。 丸谷才一『樹液そして果実』、一時期よく読んでたが晩年は買わなかったので持ってなかった。 平山亨『仮面ライダー名人列伝』、平山亨叢書てあと2冊出てるのか。 滝田ゆう『下駄の向くまま 新東京百景』 pic.x.com/QKbysbj4Fl
丸谷才一が書く、料理の味を表現する文章に魅せられた。 丸谷才一は、本のなかで、執筆の集中力は30分ぐらいしか持たないと語っている。なら、ぼくちゃんが30分ぐらいしか集中できなくても仕方ないよね☺️ 丸谷才一の英語の教え子に小澤征爾がいると知り驚く。 pic.x.com/5N0Dc5pKLH
万博いってゲリラライブでもしたったらええねん...そいや昔NHKの番組で「たったひとりの反乱」ってのあったな ←丸谷才一の小説は全然別のお話 x.com/7LnFxg25Wdnv8K…
今年に入っていくつかトーク番組とかネタ番組に出演させてもらったけど全部東京の番組だった。 まだ大阪は目の見えないお笑い芸人がバラエティーに出ることに閉鎖的なのかなぁ、 吉村洋文 大阪府知事、大阪エンタメ文化発展のためにこれはぜひ改善してほしいです。 目指せユニバーサルデザイン SDGs
自分の好きな、丸谷才一さんコーナーを、鈴木敏夫さんの本棚に発見し、なんだか嬉しかったです😌 x.com/nhk_syumicoco/…
「#心おどる #あの人の本棚 」 映画プロデューサー #鈴木敏夫 さんの回はいかがでしたか? マンション内8つの部屋。どれも個性的で魅力的でした!意外な少女ものから、本格的な小説や論評など、読書の幅の広さに驚き! ナレーションは #大倉孝二 さん 見逃し配信はこちらからnhk.jp/p/kokordoru/ts…
半七捕物帳は歴史的仮名遣ひで読み度いといふ丸谷才一先生にも認めて貰へさう x.com/MadHatter1933/…
火曜日、実家の用事が終わった後、ふと立ち寄ったリサイクルショップにこんなものが。勿論旺文社文庫版&光文社文庫版は持っているけれど、¥1,000なら買うよね。という訳で大変良い火曜日でした(©北原さん、ちと改変)。
丸谷才一の『裏声で歌へ君が代』を読み始め、今更ながら自分は見たいものしか見ない人間だと再確認。娘の受験校で声を掛けてくれた台湾の方と試験終了まで一緒に過ごしたこともあるのに、興味深かったはずのお話の殆どを忘れてしまっている。フォロワーさんに台湾に縁のある方がぽつぽつと。知る好機。
天ぷらの話で忘れがたいのが、丸谷才一のエッセイ『食通知ったかぶり』内の一編、「神君以来の天ぷらの味」 天ぷら屋で著者がコースを食べる情景が描かれただけなのだが、その姿がたまらない 穴子の場面など思い出しでも涎が出る x.com/inadashunsuke/…
また別の天ぷら屋さんの大将(ご高齢)は 「最近の人は何であんなになんでも塩で食べたがりますかね」 と嘆きつつ、一応卓上には塩も置かれている。 ただし「茄子」だけはカウンターの中から長い箸がニュッと出てきて、無言で天つゆの中に捩じ込まれる。茄子に塩はさすがに許さん、という強い意志。
しかしこう,アニメだろうと小説だろうと ・他の作者のなになにに似ている ・他の作品と比べて個々の描写がこう みたいな批評家っぽい感じ方でしか感想を書けないのは丸谷才一と小林信彦を読みすぎたからではないかと思う。
#偏愛幻想短編10選 赤江瀑『海贄考』 内田百閒『冥土』 筒井康隆『遠い座敷』 皆川博子『龍騎兵は近づけり』 リャマサーレス『黄色い雨』 丸谷才一『樹影譚』 ユルスナール『老絵師の行方』 吉村昭『少女架刑』 ジョー・ヒル『死樹』 連城三紀彦『化鳥』 候補作を再読してたら完全に出遅れた…
丸谷才一「白いネクタイ」読了。随筆の名手(丸谷は小説も良いが)による、珠玉の随筆集(こういうのはエッセイではなく「随筆」と呼びたい)。深い知識がありながら、それをひけらかす嫌らしさがなく、ユーモアもあって軽妙。丸谷才一、北杜夫、そして幸田文は、私が勝手に決める「日本随筆三傑」。
「書棚を見わたしてみて、おや、こんな本があると抜き出して読んでみるとおもしろいし、はからずも、いま必要な情報や知識に出くはすことがある」(丸谷才一「建築と美術」より) 「積読」を推奨する丸谷。ただし「読むため」といういう前提でだが、積読による「意外な発見」は間違いなくあろう。