『萩原朔太郎全書簡集』編集のために伊藤信吉が出した問い合わせへの返信で平野威馬雄は戦災で焼失と答えています。震災、戦災を経て現在に残された資料の貴重さを思います。

【新入荷】 ・伊藤信吉『萩原朔太郎　Ⅰ浪曼的に』 ・遠藤周作『銃と十字架』 ・堀田善衛『航西日誌』 korogarobook.stores.jp pic.twitter.com/g5Uco9OcwS

この「山村暮鳥をしのぶ会」の記事を見た時に1962年4月1日という日付が何となく心にかかったのだが、夜になって思い至る。そうだ1962年は室生犀星が亡くなった年だった。3月29日に青山斎場で葬儀があった三日後。伊藤信吉は辛かっただろう。

前橋市立図書館は1916(大正5)年4月1日開館。 1962(昭和37)年4月1日の開館記念日には、「山村暮鳥をしのぶ会」が開かれている。これは没後初めての『全集』第1巻の刊行を記念したもの。 全集編集委員の藤原定、山室静、伊藤信吉、三氏による講演と、上野勇氏制作の幻灯「暮鳥の足跡」が上映されている。

返信先:@ruikawakamipoet伊藤信吉ほか編（1969）『現代詩鑑賞講座 第12巻』、目次見ましたが、めちゃくちゃ良さそうです！　助かりました

伊藤信吉『現代詩の鑑賞（上・下）』新潮文庫 島崎藤村から西脇順三郎までの21人250篇の詩の鑑賞に明治から昭和20年代までの詩史論が付された本。 鑑賞の記述が丁寧で飛躍が少なく、いわゆる作家論と作品論がバランスよく展開されていると感じました。 #詩　#読書 pic.twitter.com/UlIEILv97f

古本屋ソラリス新規出品本 よろしくお願いします。 新田次郎 黒い顔の男 新潮社 & 推理小説 沼 東都書房 萩原朔太郎全書簡集 伊藤信吉・佐藤房儀/編 人文書院 二葉亭四迷全集 全9巻 岩波書店 pic.twitter.com/HCTKEwEiF6

→ 今からは ただの一柱も そうだ、ただの一柱も。 九段の神をふやさぬことを！ 戦争を祀る手合いの企らみを断つことを！ 緑りの風は拝殿を大鳥居を坂をめぐる。 緑りの陰に私は神をめぐる思いを歩ませる。 伊藤信吉 ｢葉ざくらの風―靖国考｣ 『天下末年』 1977.

→ ……しかし私はケンカのほんとうの起因は、二人とも自分でそれと自覚しないところにあつたとおもつている。それは室生犀星にとつて「萩原はおれの萩原だ」ということであり、三好達治にとつて「僕の萩原先生だ」ということなのである…… 伊藤信吉「『萩原朔太郎全集』覚書」

天野静子は1926(大正15)年頃は高崎市で幼稚園に勤めていた。佐藤惣之助主催の『詩之家』同人。伊藤信吉らが前橋で発行した詩誌『街』、降旗足穂が高崎で発行した詩誌『青衣の猟人』 や『日本詩人』などに寄稿している。郷里の静岡に帰ったといわれるが、その後の消息が不明。どなたかご存じですか？