籠原スナヲ先生がフリーレンの魔族を指して、「善とか悪ではなくて、倫理体系そのものを我々人間と共有していない別種の生きもの」とポストしてたけど、まさにその通りだと思う。 左派リベラルやフェミニストもそう。 「論理性や倫理体系そのものが共有できない別種の生きもの」

自分以外の意識が存在することを確定できない以上、自分自身以外はやはり各体として捉えるべきであって、その中で道徳規範/倫理体系を構築するためには主体である自分以外への怒りや攻撃は必要ないんじゃないかな 怒り、攻撃、これらは規範への逸脱に呼応するものだから、内罰的に存在するべきだと思う

返信先:@imariyaki0810他1人なお、フリーレンの魔族は「善も悪もなく話が通じない倫理自体がない人間」ではないです。「善とか悪ではなくて、倫理体系そのものを我々人間と共有していない別種の生きもの」という描かれかたをされていると思いますね。

将軍、現代の我々がギリ共感できるかどうかのファールライン上に球を転がした異文化としての日本が良い。特殊だが筋の通った倫理体系の中でどうやって相手を出し抜くかというのが面白い。

『励起──仁科芳雄と日本の現代物理学』msz.co.jp/book/detail/09… の著者 伊藤憲二氏による、オッペンハイマー論。 「さらにこの時代、全体主義の台頭と原子爆弾の出現という新しい事態に遭遇してそれに適合し、科学者がどう振る舞うべきか教えてくれる倫理体系は無かったし、ある意味、今でも無い。

極東の倫理体系の代表格ともいえる儒があるけど、そっちへは誰も行かないねえ

日本人の倫理って何？ 仏教がそれだと考えたいけど江戸時代から弱っていたし、神道も国家神道でよくわからないものになった。わざわざ教育勅語を作らなければいけなかったのはその時点で倫理体系が不足していたということだし、21世紀になってその再興を求めるのはそれ位しか選択肢がないからか

ピーター・シンガーのこれ読んでるけど、新しい考えを目にできて面白い。 **社会**の基盤となる倫理や思考実験を作るのは大事（それに賛同するかはともかく）。倫理学を、不完全な倫理体系を批判するためだけに使うのは、残念だから。 私たちはどう生きるべきか amzn.to/4a9YNgy

ピーター・シンガーの本を手に取っている。 僕はその尖った主張には現時点で懐疑的。しかし、思ったよりも一般読者に寄り添う姿勢があって良い。主張そのものは抜きにして、語り方って大事だよな……。結論だけで倫理体系があるわけではない。