（承前）幸田文の代表作の題名を思い浮かべてみる。『流れる』『闘』『木』『包む』『崩れ』。実に簡潔。きりきりしゃんとした東京の女の人だ。娘の青木玉が書いた『小石川の家』を久世光彦が田中裕子主演でドラマ化した。私は久世氏も田中裕子も大好きで、ドラマも感動したが、この部分が希薄だった。

幸田文『崩れ』（講談社文庫）。幸田文は好きな作家のひとり。死後出版された本書は未読だった。かつて職場の先輩が「幸田文の文章は体調の良いときでないと読めない」と言っていた。そのとおり強靭な文章と精神に貫かれている。戦前の東京人ならではの感性と鋭い観察眼が交じる唯一無二の世界。（続く pic.twitter.com/HYCpMJrFRc

久しぶりに幸田文を読んで、かつては気風のよさだと感じていた文体の魅力が、もしかしたら文に込もった鎮魂の祈りだったのでは、と思いつつある。

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

大切な友人が貸してくれた本 「木」幸田文 倒木更新という言葉を知る pic.twitter.com/EkHLM9Rz9h

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

うれしさの沸騰点には、 切なさがある。 （幸田文『季節のかたみ』）

その昔、中学に特別講義来た幸田文先生が、ずくは力ずくのずくと一緒ではないか？的なことを言ってたなぁ。本当かは知らんけど

なんやっけ　幸田文のさ　下駄作って貰う話のやつ　あれさ　国語のテストでこの時の気持ちを答えよってあってそんなん見たまま別れの餞別やんって答えたら　正解は恋です！って言われて　そんなん分からんやんけ！！！！！ってキレ散らかしたことがある　懐かしいね　今そんな気持ち

“露伴が死んで十五年。このころ「勲章ｂ」を書く幸田文はまだ、かつて住みなれた小石川の住居「蝸牛庵」を空爆で焼かれ、ようやく移り住んだ千葉県市川市菅野の茅屋で、 「わたしはもうじき読めなくなる」 　 とつぶやいた生前の父のすがたを忘れていなかった。”

七十の坂をこえた父、露伴を語る幸田文の随筆らしい pic.twitter.com/S3OJqJh8T5

幸田文 a.co/hxc2aiP pic.twitter.com/Z2DjQAX4eh

今日読んだ幸田文のエッセイ(季節の手帖)　とても良かった。季節の情緒に出逢うことを心の福という、という帯に惹かれた。一瞬の光景、匂い、感触で季節の気配を捉えて美しい日本語で綴られている。胸の奥に触れた言葉を思わず指でなぞった。

返信先:@HIYOCHAMAN_Z幸田文(氏) を最初に思い付いた

返信先:@shoyan_03圧倒されますね。 幸田文著「木」の中で書かれている藤を思い浮かべました📖

幸田文 歳月茫々碑 慰霊碑の被災者、1名を除き殆ど細野！Σ(ﾟдﾟ|||) pic.twitter.com/iLycY4cCvI

幸田文のきもの 何回も読んだけど着付けを習ってからの解像度アップがエグい

高等教育に漢文の素養が必須だった時代なのね。幸田文さんも素読をさせられてたな。

返信先:@yuko_shibata_家事労働を言語化することは大切だと思いました。明治の文豪と呼ばれた幸田露伴に厳しく家事を叩き込まれた娘の幸田文が、妥協を許さない父から雑巾掛けなど家事全般を習って文章にしていますね。意味のない繰り返しのように見える家事労働は、実は高度に微調整しながら毎日の生活を底支えしています。

今日はもう終日グフなので朝から1960年制作幸田文原作・市川崑監督版「おとうと」を観ている。 岸惠子氏演じる継母の後世話と言う不条理な家庭環境に身を置きながら実弟との心の交流を描く純文学的姉弟愛がまた懐かしの角川映画然としてて素晴らしい…。 何より岸惠子さんが美しすぎる(重要

幸田文「木」 - ♪日野美子の日記♪ blog.livedoor.jp/dimples/archiv…

幸田文のエッセイ、「秋の電話」という題でした。猫の描写が可愛かったのも覚えています。『番茶菓子』所収。

この手のものには全く無縁だが、様々な形態で社会や個人の意識に深く浸透しているのだと気付かされた。幸田文の名を正しく読めず誰かもわかっていなさそうな専門家の発言を信頼するかと問われると困るけれど。

そういえば幸田文のエッセイに娘の帰りを待つ夜、部屋でこおろぎが鳴き出すものがありました。

【音声配信】Part6（外伝1）「ややスピ！？～令和的スピリチュアルを考える」 外伝MCは工藤郁子さん／メアリー・シェリーとフェミニズム／幸田文「晩夏」／東畑開人『野の医者は笑う』／『世界ぐるぐる怪異紀行』 #文化系トークラジオLife #life954 #働き者ラジオ tbsradio.jp/articles/83035/

幸田文、考え方が好き文も読みやすい。好き。

出張で一昨日から名古屋に。ランチはコメダ珈琲店へ。ミートソースパスタを食べたけど、ここの定番は何だろうか。食後に幸田文さんの『木』の続きを読む。5分だけ。。もう戻らなきゃ。 pic.twitter.com/PjgJOFTOKZ

#週刊読書案内　#100days100bookcovers　「物理学と神」のつぎは「おとうと」、なんでやねん！ 週刊　読書案内　幸田文「おとうと」（新潮文庫） plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/di… #r_blog

幸田文さんは、近鉄の京都から 西大寺まで斜め向かいに座って 「みずゑ」を読んでいた。 法輪寺の三重塔に携わっていた時。因みに我が長女も綾である 。恐れ多くて字を変えた。 品の良い、和服の似合う美しい ひとでした。玉さん、奈緒さんと続く文学一家。玉さんも魅力 的な女性。まさに大和撫子。

カヌー犬ブックス5/3更新④ 「幸田文のマッチ箱」－村松友視－ 「母の死、父・露伴から受けた厳しい躾、弟の死、継母との関わり‥‥。作家・幸田文はどのように形成されていったのか。その『作品』と『場所』を綿密に探りつつ、幸田文世界の真髄に迫る。」（紹介文より） →canoe-ken.com/cgi-bin/books/… pic.twitter.com/3IeB2IRpbE

幸田文「木」(新潮文庫)読了。 映画「PERFECT DAYS」で主人公が読んでたので読んでみたんだけど、PERFECT DAYSの視点/見方がまた一つ増えた。 それはそれとして文章で状景がすごい浮かんでくる。紙に書かれた文から草木の息吹が感じ取れたりとれなかったり。

ただし、あじさいと死を結びつけたタイトルのドラマは出てくる。それと、あじさいが仏花のイメージがあるというのもある。 でも、そういうのじゃなくて、なんだったかな、たぶん国語の教科書で読んだんだよね。幸田文か誰かの作品……

これを自分が初めて読んだ日の日記に「国のあやうさ人の心のあやうさと、山崩れ、大地の不確かさの重ねかたが、心をざわざわとさせます」とコメントを書いていた。幸田文最高だな。