「心淋し川」西條奈加 汚水で淀み匂いもきつい心川（うらかわ）沿いの長屋に暮らす 人々を描いた群像劇。 貧乏長屋の鬱屈した雰囲気の中、何かを諦めてしまうのも ままならない生活の中で微かな幸せを見つけるのも 現在にそのまま通ずる。 時代とか関係ないのね。 #読了 pic.twitter.com/8HdmAOP5sh

『心淋し川(集英社文庫、西條奈加著)』#読了。連作短編集。小さく澱んだ川を挟むように並ぶ「立ち腐れたような」長屋。そこに暮らす人たちと差配の茂十の切なく暖かい物語。「少なくともあたりまえを楯に、難癖をつけるような真似はしねえ」人たちの幸せを願ってしまう。 pic.twitter.com/4ajU9cO6Dq

先月読んだ西條奈加の「心淋し川」がとてもよかった。時代背景もあるけど、人生の難しさや人情や切なさに溢れ、とても心に沁みる本だった。 pic.twitter.com/0U01thMKVV

心淋し川 西條奈加 #読了 連作短編集。 ほっこりするかと思いきや、意外な結末があり驚き。 簡単に救い、救われることなく、人の心につもる淀みと向き合う。 時代小説だけど、現代に通ずる人間模様。 何年も人間やってると、誰しも色々あるよね。 pic.twitter.com/XqMxhuAJak

今日の一冊 「首取物語／西條奈加」 記憶のない少年と、同じく記憶のない上に首だけになってしまった武士の旅の物語。 「心淋し川」で164回直木賞を受賞した作家の最新作ですが、こーゆーとっぴな話も好きです。なんたってデビュー作は「金春屋ゴメス」だからなぁ。あれもすごかった。 pic.twitter.com/9i1v0531Mk