北原白秋　編/梶井基次郎、大手拓次、三好達治、岡崎清一郎、横瀬夜雨、伊良子清白、竹中郁、近藤東、萩原朔太郎　ほか『近代風景　昭和3年5月（第3巻第5号）』ほか入荷しました。 seichoshoten.ocnk.net

北原白秋　編/小川未明、辻潤、野溝七生、竹内隆二、竹中郁、川上澄生、岡崎清一郎、蒲原有明、吉田一穂、大手拓次　ほか『近代風景　昭和3年1月（第3巻第1号）』ほか入荷しました。 seichoshoten.ocnk.net

こちらで振る 踏切番の白いランプ あちらで答える もう一つの小さな白いランプ どしゃぶりの雨のなか 話しあっているようだ 　 * ぼくも振っているんだよ ランプの話しあいに加わっているんだよ ランプのいのりに加わっているんだよ 竹中郁「地上の星」より (『ポルカ マズルカ』) pic.twitter.com/TTCN8Hp7b1

「廻転鞦韆」　竹中郁 子供たち！　よく廻つてるね 君等のあとを追うて 木の葉が鳥のように蹤いてゆく その遠心力で 子供たち！ 君等の無邪気を撒きちらすんだね それでこの樹の多い公園は 明るくさはやかにさざめいてゐるんだね pic.twitter.com/ZbryLyba3l

眠るのはいと容易く、いと軽やかに精神を傾け得る。 私は頭脳を風に露はにした。 　風はやさしく吹いた、 　私の生を、 　ついで私の嘘を。 竹中郁「愛の一部」 (『象牙海岸』1932) pic.twitter.com/AXMj6cUIYb

えんぴつをけずる えんぴつは山の匂いがする えんぴつは苔の匂いがする 芯には鴉のつやがある 安全かみそりの刃のつやがある えんぴつをはしらせる 谷川を下る筏のさけび * おお　えんぴつを使うと 夏の旅はすこぶる手軽だ 二千円の旅も十円だ 竹中郁「夏の旅」より （『ポルカ マズルカ』） pic.twitter.com/WA3D0MPMp8

雨があがる。水たまりがのこる。子供は踏まないやうに海峡を越へてゆく。　 竹中郁「子供」 （ボン書店『一匙の雲』1932年） pic.twitter.com/AndAcD5Wxb

2024.4.20（sat）release OZAWAa.k.aざわちん - tsumugu Produced by carefreeman Words by OZAWAa.k.aざわちん Recorded by Cobra Mixed by Cobra Masteredby Smoky P Art by 竹中郁人 linkco.re/mVcG9USu release CM youtu.be/KPCqjpg9S4Y?si… 大切な一曲になりました！是非🙇‍♂️

見知らぬ人の会釈をうけてこちらも丁重に会釈をかえした　二人のあいだをここちよい風がふいた　二人は正反対の方向へあるいていった　地球を一廻りしてまた出会うつもりの足どりだった　/竹中郁「足どり」

谷澤辿　著『詩集　E夫人』、生方たつゑ　著/三岸節子　装幀『歌集　浅紅』、河野裕子　著『歌集　日付のある歌』、丸山豊　著『水上歩―丸山豊詩集』、竹中郁　著『消えゆく幻燈（ノア叢書　6）』、大森敬蔵　著『青い病室―大森敬蔵詩集』ほか入荷しました。 seichoshoten.ocnk.net

書簡登録中 久坂葉子から竹中郁宛葉書　１１万円 全集の年表を見ると昭和２７年結核にかかっていてその快気後の挨拶か。元気に見えるけど、この３か月後に自殺成功（５回目） obiyama.jp/zakka/products…

波紋を呼んだ『私の折口信夫』で知られる歌人穂積生萩(1926-)の姉がモダニズム詩人沢木隆子(1907-93)。 交遊のあった左川ちかに加え、北園克衛、竹中郁、春山行夫、杉田千代乃との合作詩「冬の詩」を『若草』(1932年2月号)に発表。 ちかは 詩で初めて原稿料を貰ったと素直な喜びを春山に伝えた。