Coffee Lake、Coffee Lake-Refresh、Comet Lakeの3つの世代のSkylakeマイクロアーキテクチャからWindows 11に正式かつ完全に対応しているのは、恐らくこれらのCPUが発売された時期に話題になったCPU脆弱性に、緩和でも良いので対策がハードウェアかマイクロコードレベルで施されているからかもしれない

Raptor Lake(Raptor Cove)、Rocket Lake(Cypress Cove)がダメでも、Intelにはまだ必要十分な性能を提供できて、安定性も比較的高くてWindows 11正式対応CPUとして認証されているCoffee Lake(-Refresh)とComet Lakeがある 逆に言えば、Ryzenに負けているっていう事でもある()

Intel Core i9 9900KとIntel Core i5 9300H、Intel Core i7 9750Hを筆頭にAMDとガチンコ勝負したCoffee Lake-Refresh(第9世代) 当時は爆熱と言われていたけど、BIOSの成熟と後に出たCPUのTDPが何れもおかしいレベルで高まったことで「ちゃんと冷えてくれる高性能CPU」と見られやすくなった

Skylake、Kaby Lake、Coffee Lake、Coffee Lake-Refresh、Comet Lakeと5年に渡って使われ続けたSkylakeマイクロアーキテクチャ Skylakeマイクロアーキテクチャの出来が良かったことで、細かい改良だけで5年間持たせられていたが、もし設計が悪かったら今頃、Intelは大慌てだっただろう

左上から ・(Coffee star bucks) Tall、Venti ・(Matisse) Ryzen9 3950x ・(Coffee Lake Refresh) i9-9900k ・(Comet Lake) i9-10900k ・(Rocket Lake) i9-11900k ・(Alder Lake) i9-12900k ・(Raptor Lake) i9-13900k ・(Raptor Lake Refresh) i9-14900k

i7でも厳しい ┗Nehalem i7ならまだ使える ┣Sandy Bridge ┣Ivy Bridge ┣Haswell ┣Broadwell ┗Skylake i5ならまだ使える ┣Kaby Lake ┗Coffee Lake i3でもまだ使える ┣Coffee Lake Refresh ┣Comet Lake ┗Rocket Lake i3で余裕 ┣Alder Lake ┣Raptor Lake ┗Raptor Lake Refresh

IntelのCPUは一口に「第○世代」と言われることが多いですが、迷走していた第8世代～第10世代は同一世代に異なる複数のCPUコアが存在します。第8世代はKaby Lake Refresh、Whiskey Lake、Amber Lake、Coffee Lake、Cannon Lake（レアCPU😊）があるし、第10世代もComet Lake、Ice Lakeがあります。