まだ残暑厳しいですが、秋と言えば読書。読書の秋にふさわしい1冊、『文学の空気のあるところ』（荒川洋治/著）が今月中旬に中公文庫となって還ってきます。「文学は実学だ」で知られる著者の講演集、新たに二編を追加し、さらなる読書の深みに読者を誘います。乞うご期待📚 pic.x.com/qbbpom9xou

アジア各国・同時代の優れた文学を問うシリーズ、春秋社〈アジア文芸ライブラリー〉「花と夢」（ツェリン・ヤンキー／著　星泉／訳）「南光」（朱和之／著　中村加代子／訳）「わたしたちが起こした嵐」（ヴァネッサ・チャン／著　品川亮／訳）、好評発売中！1Fのフェアは9/11(水）まで開催予定。是非 pic.x.com/zaj4elp01x

【１階ディスプレイ】 #藤森照信　著　#はな　著 『ニッポン茶室ジャーニー』（淡交社刊） 刊行記念パネル展を開催中！！ pic.x.com/rmrnrxewet

『台湾はだか湯めぐり　北部篇』（捲猫／著　三浦裕子／訳　中央公論新社）、漫画で台湾の温泉事情を楽しく学べる本としてご好評頂いております。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期もお風呂がお薦め！1Fの温泉・お風呂本フェア、「捲之湯」も来週9/11（水）頃まで営業します。お待ちしてます♨ pic.x.com/gklonbdnon

新潮クレスト・ブックス、初の台湾文学『ピアノを尋ねて』（クオチャンシェン／著　倉本知明／訳　新潮社）、好評発売中！shinchosha.co.jp/book/590196/台湾の文学賞を総なめにした本作の発売を記念し、3Fにてクレストブックスフェアも展開中！海外文学・台湾文学のある人生をあなたに・・是非ご一読あれ。 pic.x.com/ww5ci9glqi

中国有数のマンモス大学で未来を模索する若者たち。コミック『ミライライフライ』1巻（雨田青／著　講談社）、好評発売中。afternoon.kodansha.co.jp/c/mirairaifura…現状を変えるため、ドキュメンタリーを撮るカメラは夢と現実の間で揺れる若者たちの心を写し出す。続刊が楽しみです。是非。 pic.x.com/ea47xdqp9u

いささか気恥ずかしいのですが、ぼくはこんな時代になっても文学が好きなのです――荒川洋治/著『文学の空気のあるところ』（中央公論新社）が今月中旬に新たに二編を加え装いも新たに中公文庫化！hanmoto.com/bd/isbn/978412…乞うご期待。 pic.x.com/y0svxvxuq2

香港の大衆文化の生成、その声なき声が木霊する新刊『香港残響　――危機の時代のポピュラー文化』（小栗宏太/著　東京外国語大学出版会）好評発売中。そして現在映画『香港、裏切られた約束』がアップリンク吉祥寺にて上映中。（9/12まで延長決定）joji.uplink.co.jp/movie/2024/230…香港関連書と併せて是非。 pic.x.com/50gn2jcfaj

みなさまご存じの、夏休みスタイル――座布団を敷いて、畳に横になって読書（あまりはかどらず）。 2枚目の写真は、昼前だというのに、誰もいない松原海岸です。 pic.x.com/9ks5nhbx3z

ブック・フェア〈白水社×みすず書房×東京大学出版会 レビュー合戦 2024〉が始まりました。11のテーマに沿って、編集者を中心とした各社の担当が、自社以外の本を選び、熱く論じ合います。深く踏み込んだ各書評はたいへんに読みごたえがあります。ぜひ店頭でご覧ください。 pic.x.com/ho1m1usqhs

和氣正幸著『改訂新版　東京わざわざ行きたい街の本屋さん』（Ｇ．Ｂ．刊）今週のランキングで７位にランクイン！！ぜひチェックしてみてください。 pic.x.com/pmouwkvms9

『地球博物学大図鑑』の新訂版が発売中！ 今なら特製トートバッグのおまけつきです！ pic.x.com/sbzytbfdor

毎年恒例、「ポピュラー・サイエンスの愉しみ」フェアがスタートしました！　亜紀書房さん、紀伊國屋書店さん、春秋社さん、青土社さん、草思社さん、東京大学出版会さん、みすず書房さん（五十音順）からそれぞれ厳選された４冊ずつがエントリー！　うち２冊ずつにはPOPもついています！ pic.x.com/htwclcp9wn

鹿島出版会さんのフェア、28回目の更新。 今回のラインナップは、『日本近代建築家列伝』と『アーバニズムのいま』の2冊です！ pic.x.com/bxjjvfve8j

【２階】 「ジョージア映画祭２０２４」いよいよ明日８月３１日より開催！！当店のフェアもよろしくお願いします。 #ユーロスペース pic.x.com/0yjk92kr03

今全ヤギ界注目の新刊、『私はヤギになりたい　ヤギ飼い十二カ月』（内澤旬子／著　山と溪谷社）好評発売中！前著『カヨと私』（本の雑誌社）と共に店内各所を闊歩中🐐。3Fにて動物本特集も準備中ですが（ヤギ書店は動物愛の取次店です）この台風で動物達が心配ではありますが、彼らの逞しい姿を是非！ pic.x.com/qgbdy7k9hw

『香港残響　危機の時代のポピュラー文化』（ 小栗宏太/著　東京外国語大学出版会）が入荷しました。wp.tufs.ac.jp/tufspress/book…当店3Fにて、香港関連書＆国境を越えた言語と文化のリアリティに迫る本を刊行され続けている東京外国語大学出版会の本達と共に展開中です。是非お手に取ってご覧下さい。 pic.x.com/jexo2axxqj

【２階音楽本新入荷】 高橋悠治／坂本龍一著 『長電話』（バリューブックス・パブリッシング） ローズ・ブリッジス 著 『「カウボーイビバップ」のサウンドトラック　菅野よう子と渡辺信一郎の音楽作劇術』（DU BOOKS） pic.x.com/tuikignmoh

【１・２階】 『思い出されることを思い出されるままに　映画監督ラナ・ゴゴベリゼ自伝』（白水社）入荷しました。 ジョージア映画祭関連書コーナー他にて先行発売中です！！ pic.x.com/wmfusakzyp

返信先:@ytrijmロバート・ライマンとか、どうなっちゃうんだろう……こまったこまった。ひとつの美術館がなくなることの影響って、たぶんはかり知れない。資料の集積地でもあるし、海外との連携を担ってきた職員たちの豊かな経験も、どのように継承されるのか……。

私はゲプハルト版とジョエル・アシュケナージ、ジョスラン・アシュケナージによるフランス語訳で一度読んだだけ（新プレイヤード版は持っているけれど未読）なのですが、ヘブライ語の基礎がないこともあり、苦行感のある読書だったと記憶しています。日本語で読めるようになるの、ほんとうにうれしい！

9月下旬配本予定の『スピノザ全集 第4巻』所収の「ヘブライ語文法綱要」を訳された秋田慧さんの『フィルカル』最新号への寄稿記事、とても興味深かった。周到な準備に基づく精密な翻訳作業の様子が伝わりました。未邦訳だったスピノザのテクストが、いよいよ良質な日本語訳で読めるようになります。

『台湾鉄道　Ｈｉｓｔｏｒｙ　ｏｆ　Ｔａｉｗａｎ　Ｒａｉｌｗａｙｓ』（古庭維／文　Ｃｒｏｔｅｒ／絵　栗原景／監修　倉本知明／訳　白水社）、先日の古庭維さん×川本三郎さんイベントにお越し下さった皆様、ありがとうございました！（今週ベストで４位で運行中～）残りの夏も電車でGO！🚃 pic.x.com/irgktbu1ig

『哲学の問い』のような繊細な手つきでゆっくり、これらの問いを育ててみたい。

最初の断章では、「たかさやながさのような比較のことばをつかわないで、このひびきをあらわすことができるか？　このひびきを記憶することができるか？」と問われ、次の断章では「色のかたち」と「音の色、音色」を類比しうる共通の座標はない、では「どのように音色を定義できるか？」と問われます。

今朝通勤中に青山拓央さんの『哲学の問い』をひとまず読み終え、昼からは高橋悠治さんの『音楽のおしえ』の再読を始めました。冒頭の土地の名と日付を持ったアフォリズム群「時空の網目をくぐって」を開いてびっくり。『哲学の問題』にも深く関わる主題が展開されているではないか！

やはり今度読むときには、青山さんが哲学の問いとして指し示した意外な道を、自分で深くまでたどって、どのような展望が得られるか試みてみたい。この小さな入門書の持つ驚くべき広がりを、自分の力の及ぶ限りで歩きつくして、自分の生活の中で哲学の問題を吟味してみたい、そう思わせる読書でした。

青山拓央さんの『哲学の問い』、とりあえず一度、読みました――というのは、なんだか読み終えた気がしないので。読みながら随所で、エッ、そこ行きますか!?　そこにも道があったんですか!?　と驚くことしきりだったのですが、初読では驚いただけで通りすぎてしまった感じが残っており……。

書きそびれましたが、版元はＧ．Ｂ．さんです。

【１階】 和氣正幸著 『改訂新版　東京わざわざ行きたい街の本屋さん』 入荷いたしました！！ 今回の改訂版でも当店が登場しています。（P128、129） pic.x.com/rdzct6lroh

「国家のない社会」には、個人が名誉や権威を有することを徹底的に抑制する仕組みがあることを、クラストルは指摘しています。つまり、「国家のある社会」を論じるスピノザと、「国家のない社会」を論じるクラストルがネガとポジになっていて、それぞれが持ち場で分業しているように見える局面がある。

『政治論』のスピノザは、徹底して「国家のある社会」についてのみ論じます。体制の穏健な運用にあたって、人間の名誉心を善用することをスピノザは何度か提案しているのですが、この提案、クラストルの論じる「国家のない社会」には全く通用しないんですよね。

クラストルには国家のある社会と国家のない社会の間には連続性は存在しない、という重要な洞察があります。つまり、連続的な移行や発展的な推移は両者の間には成り立たない。このテーゼを、スピノザは認めるかな？　……もしかすると認めるんじゃないかな？

週に2冊、ピエール・クラストルの本――『グアヤキ年代記』と『国家に抗する社会』を読むとさすがに、あたまの中が嵐の川床のよう。そのうち新たな地形が生まれるかも。スピノザ読みとしても、ちょっとした宿題ができました。

鹿島出版会さんのフェア、27回目の更新。 今回のラインナップは、『内藤廣と若者たち』と『時のかたち』の2冊です！ pic.x.com/afpkcx1z6j

“これが、幸せの形”ってやつかもしれないー『私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月』（内澤旬子／著　山と溪谷社）好評発売中！yamakei.co.jp/products/28230…マイペースなヤギたちとの日々を綴った本書、店内各所でお散歩中。（3F辺りで何だか他のアニマル本達も集まってきました）是非ご一読下さい。 pic.x.com/nqexpuwam8

激動する香港、「転がる石」に何が起きたのかー、『香港残響　危機の時代のポピュラー文化』（小栗宏太/著　東京外国語大学出版会）が8/31頃発売です。wp.tufs.ac.jp/tufspress/book…香港で生成してきたポピュラーカルチャーを論じる注目作、乞うご期待。 pic.x.com/tfvc0ni0d8

変わらないハサミの音、シャボンの香り。昔ながらの理髪店が舞台の注目台湾映画、『本日公休』zaziefilms.com/dayoff/が9/20（金）新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座他で全国順次公開！当店店内でもチラシを配布中！（鉄道の次は台湾の床屋さんの研究本出ないかしら( ´艸｀)）公開が楽しみです。 pic.x.com/mi7s1s4kgy

本日8/23（金）18：30～発進！『台湾鉄道』（白水社）刊行記念  古庭維さん×川本三郎さんトーク＆サイン会！（当日参加も可能ですので、お近くの方はスタッフまでお尋ね下さい）待ちに待った日台鉄道イベント！台湾鉄道の歴史と、風光明媚な台湾の風景を一緒に楽しみましょう！お待ちしてます🚊 pic.x.com/4nvlpgeqzg