本日11月4日より11月29日までの会期で、当店のご近所、出版クラブビルの3階にて、「小さな本の展覧会25　ひとりひとりが「生きる」みんなの世界 ――ジェンダーと読書」が開催されております。当店の人文書担当（三浦）が、選書のお手伝いをしております。ぜひお立ち寄りください。

【２階映画書】 神保町シアターでの藤村志保さんの追悼企画上映にあわせて作品の関連書コーナーを作っております！ 個人的に大好きな作品は「なみだ川」「古都憂愁 姉いもうと」です。特に前者は大映珠玉の作品群の中でもヒロインの清廉さが際立っていると感じます。（映画書担当） pic.x.com/QgxEkQW0lZ

おはようございます。本日も神田古本祭り開始しております。いよいよ明日まで！ぜひ神保町へお越しください。 pic.x.com/YAyVOiESLr

【１、２階】 最も手加減のない業界への提言 『２０２８年街から書店が消える日』（プレジデント社）著者最新刊！ 小島俊一／著 『街の本屋は誰に殺されているのか？』 #フローラル出版 入荷致しました！！ pic.x.com/tjYsRGg9ct

「トワイライト・ウォリアーズ　決戦！九龍城砦」のソイ・チェン監督が同作の前に手がけたクライムスリラー、『マッド・フェイト　狂運』が2026年1月2日公開！madfate-movie.comチラシをご手配頂いたので各所で配布中です。🎬anan特別編集『魅惑の「香港映画」の世界』も引き続き好評発売中！🎥 pic.x.com/KZdpfhFzVl

返信先:@izumisz1ご無理のない頃合いでついでがございましたら、お立ち寄りいただけますと光栄に存じます。私は木金、休みを頂戴しておりますが、いつでも、お気軽に覗いていただけますと幸甚です。近美の戦争画展、周到によく練られた、優れた展示でしたね。トランソニックの活動にまで及んでいて……。

返信先:@izumisz1抜き刷り、お言葉に甘えさせていただきます。坂部さんは藤井貞和さん、兵藤裕己さんなど、古典文学の研究者によく読まれている印象がありますよね。余計なことをいうと、鈴木先生と坂部さん、ちょっとだけ、ズーラビシヴィリさんとジェラール・ルブランさんを重ねてしまいます。（三浦）

返信先:@izumisz1そうですね。ひさしぶりに読み直して、折口にも通じる危うい魅力を感じるとともに、まだまだ坂部には読まれていない、継承されていない学べるところがたくさんあるのではないか、と感じました。先生の論文は、有斐閣発売の哲学会編『哲学雑誌』の次号ですよね。首を長くして待ちたいと思います。

返信先:@izumisz1それに続く述語論理ならざる述語論や、差異性の諸体制における移り行きの論理であるとされる「隠喩」にかかわる議論のつながりに、どのような読み筋を与えられるのかな、と……。あのバロックな、ひとつの筋に収束しない議論の進み方ですので、迷うところがあり、お尋ねした次第です。

返信先:@izumisz1存在の多義性を温存させているというのはその通りかとも思うのですが、無批判な賞賛は論外として、どうにか引き延ばせないかと……。『仮面』８頁の世阿弥の引用「その人の品々は変わるとも、美しの花やと見んことは、皆同じ花なるべし。」を、存在の多義性をしりぞける議論のきっかけと、仮に見て、

返信先:@izumisz1じつは先日、高橋睦郎さんの「俳句の季語は無季の闇の圧を背に受けている」という洞察に絡んで随筆を書きました。その後、もしかするとこのあたりは、坂部さんの『仮面の解釈学』の、世阿弥の伝書の読み方や、「隠喩」論にもどこか通じているのではないかとふと思い、読み直していたところでした。

世界は、日本は、いまどうなっている？　なんでこうなったの？　……と思ったら本を読め！　知を武器に、絶望することなく生きていくための、読書のすすめ。 11/14（金）18：00～開演！紙屋高雪さん×斎藤美奈子さんトークイベント『現場は本の中にある』tokyodo-web.co.jp/blog/?p=25793☚お申込みはこちら！📚 pic.x.com/VnWS05clhd

現代台湾文学を牽引する作家が都会の声なき声を拾い、再生を描く台湾発の話題書が入荷！『地下鉄駅』（何致和/著 ・及川茜/訳　河出書房新社）kawade.co.jp/np/isbn/978430…只今地下鉄神保町駅を出ると神田古本まつりも開催中！📚現代台湾文学の最前線もこの機に是非！🚇 pic.x.com/S4uCWhUDQ2

返信先:@izumisz1読むのを楽しみにしています。坂部さんの隠喩論は差異性にかかわる議論でもありますよね。存在の多義性への批判を読み取ることもできるように思うのですが、江川さんの「副言」論などにもかかわってきますでしょうか？　あるいはドゥルーズ『襞』の、述語について論じているあたりなど……。（三浦）

雨のため、神保町ブックフェスティバル２日目も中止となりました。 当店は通常通り １１：００～１９：００ 営業致します。 ブックフェスは中止ですが、古本祭りは開催中です！！ぜひ神保町へお越しください。 pic.x.com/A6jUgJZcJm

【１階新入荷】 ・『おさんぽ神保町２００６－２０２５』 ・木村綾子著『本が繋ぐ』（ｍｉｌｌｅ　ｂｏｏｋｓ） ・沖田信悦著『植民地時代の古本屋たち［増補新装版］』（寿郎社） ・津野海太郎著『編集の明暗』（黒鳥社） pic.x.com/ysTN0eaqnY

【１階催事場】 ＜＜速報＞＞ 作家による書下ろし短編がラベルに刻印されているオリジナルジンJINBOCHO GIN SHOT STORY第３弾 #道尾秀介　さん #町田そのこ　さん 本日入荷致しました！！ pic.x.com/xGNTGzjCJC

雨のため、神保町ブックフェスティバル１日目は中止となりました。残念。 尚、当店は土曜通常通り １１：００～１９：００ 営業致します。 あいにくの天気ですが、皆様のご来店お待ちしております。 pic.x.com/iQ3klVTBMX

本日より古本祭り開催＆明日よりブックフェスティバルが土日二日間（１０月２５、２６日）に行われます。 いよいよ祭りの街灯も灯り、準備も万端です。あとは明日の晴天を祈ります・・。 pic.x.com/RS1iiRV0td

【２階ビジネス】 山口周×長濱ねる　著 『未来を照らすコトバ』　#祥伝社 選書フェア開催中です！！ pic.x.com/oh1j5jZ8Dd

昭和のあの頃、百万人の少女たちを夢中にさせた漫画雑誌があった！大島真寿美さん新刊、『うまれたての星』（集英社）が入荷しました。shueisha.co.jp/books/items/co…神保町の出版社を舞台に繰り広げられる悲喜こもごも。時代の熱を描き出す大河長編を是非。📚 pic.x.com/dtCB3XAJDU

『白水社の本棚 2025 秋』が刊行されました。人文書担当（三浦）が連載を寄稿しております。今回の題は「二忌のはざまに」――広島忌と長崎忌のはざまにあるのが、立秋です――高橋睦郎さんの『季語練習帖』（書肆山田）所収の句に教えられました。 pic.x.com/Gnh9s95WbL

柏書房さん企画、となりの環世界没入フェア「もし、あなたが〇●なら、世界はもっと■△かもしれない！！」を、当店2階で開催中です それぞれに付されたPOPにも、ぜひご注目ください！ もし、あなたがこのフェアの本を手に取ったなら、環世界沼にハマってしまうかもしれない…… #柏書房 #環世界 pic.x.com/ZWhIuLXEx2

他写真内でも 『トラック野郎　５０年目の爆走讃歌』（小川晋／著　立東舎） 『シナリオ・センター式物語のみがき方』（新井一樹／著　日本実業出版社） 『増補改訂復刻版　ＴＨＥ　ＡＲＴ　ＯＦ天使のたまご』（アニメージュ編集部／編　徳間書店） など期待の新刊が次々と！

【２階映画書】 今年も待望の『名画座手帳２０２６』入荷致しました！！今回の帯文は梶芽衣子さんに「侍タイムスリッパー」での名演も記憶に新しい山口馬木也さんです！！ pic.x.com/Uvg4WBT8RX

【１階】 神保町関連本ですと直近で以下の２点が刊行されています。 『神保町おじさんぽ』（ひらのかおる　南風舎） 『神田神保町古書店街と組合組織』（渡辺達朗／山崎万緋著　有斐閣） pic.x.com/Nfhpqbedos

11/27（木）18：00～開演！池田嘉郎『悪党たちのソ連帝国』（新潮選書　11/27発売）刊行記念、池田嘉郎さん×岡本隆司さん×君塚直隆さん イベント『「悪党」と「帝国」の時代』tokyodo-web.co.jp/blog/?p=25587☚是非ご参加下さい！1Fでは新潮社×中央公論新社の「はじめまして、選書です」フェアも開催中！📚 pic.x.com/rABA0h0hOD

海を渡ったわたしの日常が、わたしのあり方を変えていく―　多和田葉子さん最新刊、『研修生』（中央公論新社/刊）、好評発売中！店内各所で展開中です✈chuko.co.jp/tanko/2025/10/… pic.x.com/o7ZO7vz3hh

春秋社アジア文芸ライブラリー、待望の最新刊『彷徨 あなたが選ぶ赤い靴の冒険』（インタン・パラマディタ／著　太田りべか／訳）が入荷！shunjusha.co.jp/book/b667737.h…インドネシアのフェミニズムの旗手による移動と境界をめぐる傑作を店頭にてご確認下さい！👠また新パンフレットも配布中ですので是非！ pic.x.com/wXx1gOXk7n

現代ハワイを描く映画、『モロカイ・バウンド』が本日10/17より恵比寿ガーデンシネマほか全国公開です！🎥 molokaibound.jpハワイを好きな方は勿論、馴染みのない方にも是非観て頂きたい1作。当店では公開記念のハワイ関連書フェアを展開中です。是非劇場へ！🌺 pic.x.com/2dRM92H2ux

温又柔さん新刊『煌めくポリフォニー　わたしの母語たち』（岩波書店）好評発売中！iwanami.co.jp/book/b10146256…そしてほぼ同じタイミングで『真ん中の子どもたち』も白水Ｕブックスへ衣替え！hakusuisha.co.jp/book/b668313.h…白水社さんのご厚意で少々先行販売です！<(_ _)>あらゆる境界を思考する作品達を是非🕊 pic.x.com/WxAJMRTX1B

今もなお多くの人を惹きつける九龍城砦、その最期を写した写真集『最期の九龍城砦　The Last of Kowloon COMPLETE EDITION』（中村晋太郎／著　玄光社）が入荷！genkosha.co.jp/book/b10151579…また特別ムック『魅惑の「香港映画」の世界』（マガジンハウス）もご好評頂いております。お立ち寄りの際は是非。 pic.x.com/p78iApyERK

返信先:@irifujiなので「any-ness」の働きと同様に、「脳梗塞」の経験は「索引」化して自分の思考と身体から切り離して対象化できないけれど、『現実性の極北』全体を通じて、汎通的に遍く働いているという感じがする。云々。――グッチさんとは入不二×上野イベントでの再会を期して別れました。（三浦）

返信先:@irifujiなっていないということではないか。その証拠に、索引に立項されている「脳梗塞」から当該の頁を開いても、特に哲学的な問題に直接つながる記述にはなっていない。しかし（病跡学的な詮索は品がないけれど）、「any-ness」の哲学は、「脳梗塞」の経験に深く通じている気がする。

返信先:@irifuji新著、楽しみにしております。先日グッチさんにお話ししたことの一部をかいつまんで書いておきます。――自伝的なエピソードと哲学の展開がたどられる『現実性の極北』の終章は本当に感動的なんだけど、脳梗塞の話には触れられていないのは、病気の経験がいまだ中井久夫さん言うところの「索引」に

「any-ness」と比較検討するのも、興味深い課題であると感じます。非‐規定性は、可能性にかかわる未規定性ではないし、規定性のもとで理解される同一性とも異なる、差異の肯定性であるとされます。「差異」にかかわる江川さんの「身体」や「副言」をめぐる思考も併せて検討してみたいと思います。

寄稿した論文「ドゥルーズとスピノザ、ひとつの気懸かり」で、当の「平面」概念を問題にしていて、併せて検討する必要があると感じます。次に、『ドゥルーズ革命』所収の江川隆男さんのインタビューでその重要性が強調される氏の、未規定性と区別される「非‐規定性」の概念を、入不二基義さんの

論集『ドゥルーズ革命』（月曜社）、すべては読めていませんが、個人的に受け取った宿題をふたつあげます。まず、同書でラプジャードさんが、ドゥルーズ哲学へのガタリの大きな寄与としても高く評価する「平面plan」概念をどう考えるか。とりわけ、今年の『思想』第６号のドゥルーズ特集に上野修さんが

消尽により可能性を尽くすことで達成される「純粋なイメージ」についての一節――「純粋なイメージを作り出すこととは、可能事を実現する幻想的意志の消尽の果てに出現するひとつの潜在的な意志を現実化させることである。」（250頁）こうして再び、スピノザへと手が差しだされることになるのです。