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2024年度の第106回全国高校野球選手権島根大会は16日、2回戦6試合が行われ、シード校全4校が登場した。 　昨夏準優勝で春優勝の第1シード・益田東は、1対2で出雲商に競り負けた。初回の1点のみに抑えられ、9回のチャンスも生かせず、初戦で敗退した。 　春準優勝で第2シードの石見智翠館は、12対1の7回コールドで浜田商を破った。1回に3点を先制すると2回には5点を挙げ、序盤で勝負を決めた。 　春3位の第3シード・大田は、終盤に突き放して、安来に9対4で勝利した。2対4で迎えた5回に2点を入れて4対4の同点に追いつくと、6回2点、7回1点、8回2点と得点を重ねた。 　春4強の第4シード・矢上は、3回に1点先制を許すも、4回に3死球をからめ6点を入れて逆転。5、7回にも1点ずつを加え、8対1で出雲に7回コールド勝ちした。 　その他、飯南、松江南が勝って、ベスト16に駒を進めた。 　17日も2回戦が行われる。

高校野球ドットコム-41分前

雨で日程が2日順延となった高校野球島根大会。16日、松江会場の第1試合は石見智翠館と浜田商業が戦いました。 このうち浜田商業のキャプテンは女性。全国的にも珍しい女子マネージャーがキャプテンというチームです。 大会前、浜田商業高校硬式野球部の練習を訪ねました。 チームキャプテンは、3年生の女子野球部員、大西ゆらりさんです。 男子部員 「練習に士気を持たせてくれるそういう存在」 「メリハリがあるキャプテンだと思います」 大西さんはマネージャーとして入部しましたが、去年・秋の新チーム結成時に、そのリーダーシップを買われ、石崎敏彦監督がキャプテンへ指名しました。 大西ゆらり主将 「監督に呼び出されて、大西、キャプテンやるかと言われ、私は、いや、やりませんと答えました」 始めは監督からの大抜擢を断固拒否しました。 しかし、結局はキャプテンを引き受けることに。すると、これまでとは違った視点でチームを見られるようになったといいます。 大西ゆらり主将 「キャプテン兼マネージャーとしての立場で責任感の強さっていうのを自分の中ですごい考えるようになりました。こうした方がいいんじゃないとか、選手の中での改善とかを指摘することができるので、すごいそういった面ではキャプテンをしてよかったなと思っています。」 練習中は、ノックやバッティングの球出し、補助食づくりや草むしりなど、様々な面で選手をサポートしています。 グラウンドの中では男子部員の秋満龍信さんがゲームキャプテンとしてチームをまとめますが、大西さんの存在に力をもらっていると言います。 秋満龍信ゲームキャプテン 「笑顔で元気を出してくれるので、そういう雰囲気を作ってくれるところが助かります。いろいろ見てくれて指摘をしてくれるので、いい刺激になってるなと思います」 取材したこの日は、野球部のOBが、夏の大会を前に選手たちを激励に訪れていました。 野球部OB 「満足感のいくゲームをやってください。応援しております」

BSS山陰放送-4時間前