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第106回全国高校野球選手権香川大会は25日、高松市のレクザムスタジアムで準決勝がある。第1試合で高松商と高松東、第2試合では三本松と英明が対戦する。4校のこれまでの戦いぶりや意気込みを紹介する。（和田翔太、木野村隆宏） ■高松商　高打率と機動力で攻勢 　チーム打率は4強で最も高い3割8分3厘を誇る。打率7割超の石井（3年）を筆頭に、山田（2年）、高藤（2年）は6割を超える。13盗塁、12犠打など機動力を発揮し、ここまで2試合でコールド勝ち。大森（3年）、筒井（2年）らの投手陣も防御率1・96と安定している。石井主将は「相手は関係なく、一戦一戦戦うだけ」。 ●高松商 2回戦　　7―2　高松西 3回戦　　8―0　高松南（7回コールド） 準々決勝　11―4　香川中央（7回コールド） ■高松東　45年ぶり進出　勢い乗る 　45年ぶりの4強で、最も勢いがある。エース森井（2年）は3試合25回を投げ自責点0、防御率0。チーム防御率も4強トップだ。打線は、打率6割の佐々木（3年）、5割超の池田（2年）、溝渕（1年）を軸に46安打30得点と爆発力がある。四国学院大香川西戦では12安打10得点の猛攻で七回コールド勝ち。竹本主将は「強豪相手にも屈することなく戦う」。（木野村隆宏） ●高松東 1回戦　　6―2　坂出 2回戦　　5―1　三木 3回戦　　9―2　善通寺一（7回コールド） 準々決勝　　10―0　四国学院大香川西（7回コールド） ■三本松　粘り強さ発揮、接戦制す 　接戦を制してきた粘り強さは折り紙つき。エース右腕の田村亘将（こうすけ）（3年）は防御率2・05、打率3割で投打で引っ張る。打線は、打率4割で得点圏打率が10割の安芸旺祐（おうすけ）（2年）、打率3割超の川崎（3年）、高原（2年）が好調。川崎主将は「守備は粘って、攻撃はチャンスをしっかりものにしたい」。 ●三本松 2回戦　　3―1　多度津 3回戦　　7―5　観音寺一（延長11回タイブレーク） 準々決勝　　4―2　丸亀 ■英明　エース安定「辛抱強く」 　昨夏王者として、僅差（きんさ）の試合でも崩れない勝負強さを発揮している。3試合で12得点と4強で最少ながら、1番の鈴木（3年）は打率6割3分6厘、得点圏打率は10割を誇る。投げてはエース清家（3年）が19回を投げ、防御率0・47と安定感抜群だ。香川監督は「どんな展開になろうとも辛抱強くやる」。 ●英明 2回戦　　8―1　香川高専高松（8回コールド） 3回戦　　3―1　大手前高松 準々決勝　　1―0　丸亀城西

朝日新聞デジタル-5日前