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衆議院選挙が１５日に公示され、群馬県内５つの小選挙区で合わせて１４人が立候補し、１２日間の選挙戦がスタートしました。 １５日に公示された第５０回衆院選は、今月２７日投開票です。 今回の選挙は、自民党派閥の裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題への対応が最大の争点で、自民・公明両党が過半数の議席を獲得して連立政権を維持できるのかに注目が集まります。 また、小選挙区の定数「１０増１０減」などを受けた新たな区割りで初めて実施される選挙で、群馬県内では、４区を除く１区から５区で区割りの変更が行われました。 具体的には、桐生市の旧新里村と旧黒保根村、みどり市の旧東村が１区から２区に。太田市の旧薮塚本町が２区から３区に。渋川市の旧北橘村と旧赤城村が１区から５区に変わりました。 県内小選挙区の立候補の受け付けは１５日朝８時半から県庁で始まり、１５日午後５時に締め切られました。 ５つの小選挙区には合わせて１４人が立候補し、２０２１年の前回に続き、１９９６年の小選挙区比例代表並立制の導入後で最少となりました。 党派別に見ますと、自民党が５人、立憲民主党が３人、日本維新の会が１人、共産党が４人、そして無所属が１人です。 自民党は前回まで４回連続で県内の５議席を独占していて、自民党がこれを維持できるのか、あるいは野党が奪えるのかが県内小選挙区の焦点です。 では、立候補者の顔ぶれを届け出順にお伝えします。 １区は、共産党・新人の店橋世津子さん、自民党・前職の中曽根康隆さん、立憲民主党・新人の白井桂子さんが立候補しました。 ２区は、無所属・元職の石関貴史さん、共産党・新人の高橋保さん、自民党・前職の井野俊郎さんの３人です。 ３区は、自民党・前職の笹川博義さんと立憲民主党・元職の長谷川嘉一さんの一騎打ちとなりました。 ４区は、立憲民主党・新人の山田博規さん、共産党・新人の萩原貞夫さん、自民党・前職の福田達夫さんが立候補しました。 ５区は、共産党・新人の伊藤達也さん、自民党・前職の小渕優子さん、日本維新の会・新人の中島由美子さんの３人です。

群馬テレビ-4日前

15日公示、27日投開票の衆院選に関連して、群馬県内の候補者の年齢と性別の動向を直近のデータで振り返った。令和3年選挙で5小選挙区から立候補した14人の年代を見ると、38～68歳となっており、50代が最も多く5人。以下、40代が4人、60代は3人、30代2人となった。平均年齢は50・5歳。 当選者の最高齢は、3区の笹川博義氏（自民党）の55歳、最年少は1区の中曽根康隆氏の39歳（同）で、平均年齢は47・2歳。旧民主党政権が誕生した平成21年選挙で3小選挙区を同党に奪われた自民はその後、世代交代を図り、5小選挙区全てで議席を獲得した。 小選挙区比例代表並立制の導入後、最高齢の当選者は21年選挙で旧民主候補と激戦を演じ、議席を死守した4区の福田康夫元首相で73歳だった。最年少は、父の急死を受け、12年選挙に立候補し初当選した小渕優子氏の26歳。 3年選挙の性別では、男性が11人で女性は3人。当選者5人のうち唯一の女性は12年以来、連続当選を続ける小渕氏となっている。自民が独占する牙城を野党は崩せるか。

産経新聞-4日前