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細菌性赤痢も例外ではなく、その中でも幼児の赤痢（「疫痢（えきり）」という ＊後述）は、肺炎と並ぶ幼児死亡の二大原因でした。 医療技術の進歩によって日本では近年 ...

2〜6歳(さい）ぐらいの子どもにおこり，急激(きゅうげき）に全身衰弱(すいじゃく）がおこる病気。口から感染(かんせん）する。近ごろはまれになった。

赤痢菌が混入した食べ物や飲み物を食べたり飲んだりして感染します。 疫痢は、小児にみられる細菌性赤痢の重症型で、循環不全（血圧の低下、意識障害など）を起こすなどで ...

昭和初期には「疫痢」という病気がありました。細菌性赤痢（赤痢菌という菌が原因で起こる腸の感染症）の重症型と考えられてきたこの病気は、けいれん ...

えき‐り【疫痢】 ... ① 下痢の症状が激しい流行性の伝染病。 ... ② 小児、とくに二～六歳の幼児の赤痢で、中毒症状を伴った重症型をいう。血液の循環障害による顔面蒼白、 ...

疫痢 （ えきり ） は細菌性赤痢の子供に起こる特殊な型を指す。高熱・激しい下痢などの典型症状に加えて痙攣、血圧低下、顔面蒼白、意識障害を起こし、短時間で ...

疫痢という名称は，現在でもひろく一般に使われているが，嚴格にいえば疫痢という名称は学問的な病名ではなく，疫痢は赤痢（或は劇性赤痢）というべきものである．然るに ...

赤痢のうち、小児にみられる重症型のもの。顔面蒼白・血圧低下・ひきつけ・意識混濁などの症状を呈する。経過が急で死亡率が高いことから「はやて」ともよばれた。

疫痢研究の歴史を展望すると,最 初は疫痢菌とい. う特定の病原体が原因と考えられ,や がて,そ れが. 赤痢の一菌型に過ぎないと判り,更 に,赤 痢菌はど. の菌型のものも略 ...

疫痢という名称は既に支那明朝時代の医書に記載せられ流行性小兒下痢症を総括したものであると云われ，我国に於ても平安朝時代から用いられた「はやり痢」又は「はらやく病 ...