Yahoo! JAPAN

◆第１０６回全国高校野球選手権大会第１０日　▽３回戦　関東第一３―２明徳義塾（１６日・甲子園） 　明徳義塾（高知）は、初戦の鳥取城北戦でマダックス（１００球未満の完封）を達成した２年生左腕・池崎安侍朗が３失点完投も、関東第一（東東京）に惜敗し、２１年以来の８強入りはならなかった。 　１２６球の熱投も実らず、明徳義塾・池崎は１点差に泣いた。９５球でマダックス（１００球以内での完封）を達成した１２日の２回戦・鳥取城北戦から中３日での登板。６回、先頭に四球を与え、２連打され、勝ち越し点を許した。「３年生の思いに応えられなくて悔しい」と声を震わせた。 　２年生ながら、甲子園で２試合連続完投した左腕だが、入学時はスタミナに自信がなかった。昨冬、約１時間の走り込みを毎日、欠かさなかった。体幹と体力が鍛えられ「球威を落とさず、１試合を投げ切れるようになった」と高知大会も４試合中３試合で完投し、２年ぶりの聖地に導いた。 　女房役の里山楓馬も、同校１４年ぶりに１年生で聖地先発マスクをかぶり、３回２死満塁から一時逆転の２点左前打。背番号１０は「頼りにしている。次は僕が頼られるように」と誓った。 　馬淵史郎監督（６８）は３２年前、９２年夏２回戦・星稜（石川）戦で松井秀喜を５敬遠して勝利し話題となった同じ８月１６日、同じスコア３―２と偶然が重なったが、今回は敗戦。「バッテリーが残っているので、石にかじりついてでもセンバツに出たい」と“馬淵節”全開で新チームに期待した。池崎は、さらにたくましくなって聖地に帰還する。（森口　登生）

スポーツ報知-9分前

夏の高校野球は3回戦、高知代表の明徳義塾が東東京代表の関東第一との試合に臨みました。 勝てば8年ぶりのベスト8となる明徳義塾は優勝候補の一角でもある関東第一と対戦。先発は2回戦で鳥取城北を相手に完封勝利を収めている2年生の池崎でした。最初に試合が動いたのは2回関東第一の攻撃、2アウトランナー2塁の場面、一塁強襲のタイムリーヒットを許し1点を先制されます。しかし明徳も即座に反撃を開始します。 3回、デッドボールやヒットで満塁のチャンスを作り打席には1年生の里山。レフト前にしぶとく打ち返す2点タイムリーヒットで2対1、逆転に成功します。しかし、5回の第一の攻撃、内野ゴロの間にランナーが3塁に進んだ直後…明徳の守備にミスがでました。セカンドのエラーで同点に追いつかれます。 さらに次の回も1点を許し3対2と勝ち越されます。その後、明徳はチャンスを作るも得点につながらずそのまま試合は終了。ベスト8入りを果たせず明徳義塾は3回戦で敗退し甲子園から姿を消すことになりました。

高知さんさんテレビ-11時間前