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（24日、第106回全国高校野球選手権山口大会　西京1―7南陽工） 　6点差の九回表2死、西京の高橋涼太主将（3年）の打球は二塁手へのゴロ。ヘッドスライディングで一塁に飛び込んだが間に合わなかった。 　そのまま本塁前に整列し、小中学校で同じチームだった南陽工の丸山想太主将（同）に「頑張れよ」と甲子園出場の夢を託した。 　チームメートの体調不良で、今大会初めて先発出場した。安打も放った。だが、チームは4失策するなど厳しい試合運びとなった。3回戦、取られては取り返す延長十五回タイブレークの激闘の末に勝ち上がったチームには、疲れがあったように感じた。 　浜田洋平監督が「素直でまじめ」という主将は、「素直にくやしい気持ち」と話して球場を後にした。（青瀬健）

朝日新聞デジタル-1時間前

2024年度の第106回全国高校野球選手権山口大会は24日、準々決勝2試合が行われ、高川学園と南陽工がベスト4に駒を進めた。 昨秋優勝、春4強の第1シード高川学園は、3対0で光を破り、2年連続でベスト4入りした。4回に1点を先制し、6、7回にも1点ずつを追加。投げては、投手2人の継投で得点を許さなかった。 春準優勝の西京と春4強の南陽工のシード校対決は、南陽工が7対1で勝利し、3年連続のベスト4進出を決めた。1対1の4回に2点を勝ち越し、6回にも4得点して、試合を決めた。 26日に準決勝の下関国際－宇部鴻城、高川学園－南陽工が行われる。

高校野球ドットコム-2時間前