Yahoo! JAPAN

◇7日　第106回全国高校野球選手権大阪大会・1回戦　同志社香里10―4港（万博記念公園野球場） 　元近鉄投手を父に持つ同志社香里の谷口諒左翼手（2年）が3打数無安打ながらも”ラッキーボーイ”となった。 　1点を追う3回、谷口の二ゴロが失策を誘って同点となり、その後に逆転。さらに4回は遊撃ファウルフライで三塁走者がタッチアップして、加点。打点がついた。「谷口は走攻守そろった良い選手。チームバッティングもできるし、状況を見ながらプレーもできる。谷口なら何とかするんじゃないかと思って3番（左翼）で起用しました」と大黒徹雄（だいこく・てつお）監督（50）。その狙い通りに得点に絡んでみせた。 　今は期末テスト中。6月下旬から十分な練習はできなくなり、ぶっつけ本番のようなもの。炎天下、谷口は試合途中で鼻血が出て、熱中症防止のため途中交代。調整不足ながらもエースで最速144キロ右腕の北野勇斗投手（3年）が137球を投げて逃げ切った。 　谷口の父、悦司さん（45）は185センチの大型左腕として鳴らし、大阪桐蔭高から社会人野球の名門、日本生命をへて2001年度ドラフト4位で近鉄入団。2005年の球団統合に伴う分配ドラフトでオリックスへ移籍。左肘の故障もあって1軍未登板のまま、そのシーズン限りで現役を引退した。2015年からオリックスのスカウトを務めている。

中日スポーツ-1日前

2024年度の第106回全国高校野球選手権大阪大会が6日に開幕を迎える。大会初日は、京セラドーム大阪で開会式が行われ、開幕戦1試合が予定されている。 　開幕戦を戦うのは、交野と枚方津田。交野は2018年以来（2020年独自大会をのぞく）6年ぶり、枚方津田は3年ぶりの、それぞれ夏勝利をかける。 　春を制した大阪学院大高と大阪桐蔭は14日、昨年の覇者・履正社は15日に、それぞれ初戦を迎える。

高校野球ドットコム-3日前