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第106回全国高校野球選手権大会が7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。開幕日の第3試合で智弁学園（奈良）との初戦を迎える岐阜城北は6日、開会式のリハーサルに参加し、終了後は同市内で最終調整した。試合当日は午後6時30分開始予定の本番に備え、開会式後にいったん宿舎に戻り、ユニホームを洗濯する予定。異例の準備で初戦に臨む。 　9年ぶりの大舞台は初体験の状況で挑む。今大会は酷暑対策として試合開始時刻を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」が導入される。午前8時30分開始の開会式から、試合開始までは10時間。秋田和哉監督（56）は「開会式の後に宿舎へ戻って、ユニホームを洗濯しようと思う。一度リセットして、『さあやるぞ』でもう1回着てフレッシュな気持ちで臨みたい」と明かした。開会式で着用し、汗を吸ったユニホームを洗い、リフレッシュして初戦を戦う。

中日スポーツ-2時間前

2024年度の第106回全国高校野球選手権大会（阪神甲子園球場）が7日に開幕する。今大会は熱中症対策として、一部の日は、暑い日中を避けて試合を行う予定。初日の3試合は開幕戦が午前中、第2試合が午後4時開始予定で、第3試合はその後の午後6時半に予定されている。 　第3試合の「岐阜城北－智辯学園」は、ナイターゲームとなることが確実で、照明のなか試合が行われることになる。 　勝敗を分けるカギを握りそうなのが、智辯学園のエース左腕、田近 楓雅投手（3年）と岐阜城北打線の対決。チーム.385、岐阜大会6試合で60得点を誇る岐阜城北打線が、奈良大会を勝ち抜いた左腕エースをどこまで打てるか。岐阜大会のスタメン中、6人の右打者の結果が大きく影響しそうだ。 　田近は奈良大会で天理相手に完投勝利を収めた。低めへの制球力などが武器で、強力打線ほど力を発揮しそう。 　ナイターという条件が、どう影響するか。あまりナイターになれていない球児にとっては投球が見にくくなりやすく、投手有利に働くかもしれない。田近対岐阜城北打線。灼熱のなかではなく、カクテル光線に照らされたナインたちの対決が楽しみだ。

高校野球ドットコム-2時間前