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雨の影響で3日順延となった高校野球夏の鹿児島県大会。16日は2回戦・6試合が行われました。加世田と鹿児島城西の試合は、白熱した投手戦となりました。 平和リース球場の第1試合は、初戦でシード校を破った加世田と、道端新監督にかわり初めての夏を迎える去年ベスト4の鹿児島城西が対戦。 試合は、城西先発・2年生の大家と、加世田のエース古田、両投手の投げ合いに。城西は4回ウラ、ヒットで先頭ランナーを出しますが、後続を打ち取られ2アウト。さらに、加世田のキャッチャー・福山が盗塁を阻止。得点を与えません。 加世田は5回にもランナーを背負いますが、古田の打たせて取るピッチングで無失点で切り抜けます。 試合が動いたのは、6回ウラ。ここまで好投を続けていた大家に代打を送ると…代打の西がヒットで出塁。その後チャンスを広げ5番・瀬脇のタイムリー3ベースで城西が先制すると、さらに犠牲フライで1点を追加し、3対0とリードを奪います。 追いかける加世田は、5点差で迎えた最終9回。2アウトからキャプテン福山が意地のヒットを放ち、得点のチャンスを作ります。しかし、あと1本が遠かった加世田。5対0で鹿児島城西が勝ち、3回戦進出です。 （加世田3年・古田遼羽選手）「もっと長く野球をしたかったが、本当に悔しい思いでいっぱい。来年また一からチームを作って、僕ら以上の成績を残せるようにがんばってください」 ◆平和リース球場 鹿児島城西　5-0　加世田 伊集院　2×-1　徳之島 第3シード・鹿児島実業　8×-1　樟南第二（8回コールド）　 ◆市民球場 鹿屋中央　7-5　第8シード・出水中央 鹿児島中央　1-0　第4シード・鹿屋農業（延長10回）　 枕崎　14-3　種子島（8回コールド）

MBC南日本放送-27分前

（15日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦　田辺6―0市和歌山） 　昨夏の和歌山代表の市和歌山と、今春の選抜大会に21世紀枠で出場した田辺による好カードが、和歌山大会の2回戦で実現した。 　田辺は二回に1点を先制。三回にも1点を加えた。六回に3点、八回に1点を追加し、主導権を握り続けた。 　田辺は昨秋の和歌山県大会で準優勝。続く近畿大会では1回戦で敗れたが、21世紀枠での選出で76年ぶり3回目の選抜大会出場を果たした。選抜では1回戦で星稜（石川）に2―4で敗れた。 　今夏は1995年以来2回目の全国選手権大会出場をめざしている。 　市和歌山は昨夏、7年ぶり6回目の全国選手権出場を果たし、1回戦で東京学館新潟に勝利。2回戦では神村学園（鹿児島）に敗れた。 　今夏は同校初の2年連続の夏の甲子園出場をめざしていた。

朝日新聞デジタル-1日前