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2024年度の第106回全国高校野球選手権大阪大会は24日、5回戦が行われベスト8が決まった。 大阪桐蔭は8対4で大阪商大堺を下してベスト8入りを決めた。4回までに5対0とリードを奪うも、5回に3失点。6回にも1点を失い、1点差まで追い上げられたが、6回裏に3点を追加して突き放した。 履正社は7回コールドの8対0で金光大阪を退けた。5回に1点を先制すると6回に大量7得点。一気に勝負を決め、ノーシードからの8強入りを決めた。 大阪商大高は8回コールドの8対1で大塚に勝利。東大阪大柏原は1対0で高石を振り切った。 その他、東海大大阪仰星、早稲田摂陵、上宮、大阪産大附がベスト8入りを果たした。 準々決勝は25日に予定されている。

高校野球ドットコム-2日前

◇２４日　全国高校野球選手権大阪大会５回戦　大阪桐蔭８―４大阪商大堺（くら寿司スタジアム堺） 　２年ぶりとなる夏の甲子園を目指す大阪桐蔭は１１安打で８点を奪い、一度は１点差に詰め寄った大商大堺を振り切り、ベスト８進出を決めた。西谷浩一監督は「夏の大会は簡単には勝てませんので、良い勉強になったと思います。５―４で勝ちきるチームにならないと。これからも簡単には勝てないと思います」と振り返った。 　Ｕ１８高校日本代表候補がスタメンに戻り、攻撃は活発化した。１６８センチ、６８キロと小柄でも、５０メートル走６秒０と俊足・巧打の左打ち。２番打者の吉田翔輝中堅手（３年）だ。 　今春センバツの準々決勝（報徳学園戦）で右肩を脱臼（だっきゅう）。６月には徳島遠征中に左膝の疲労骨折。春季大阪予選ではメンバーから外れており、センバツ以来、約４カ月ぶりの公式戦出場となった。 　４回には２死二塁の場面で右前へタイムリーヒットも放った。４打数２安打。西谷監督から「スピードもありますが、気持ちの強い子。頼もしい存在です」と信頼を寄せられる吉田は、朝の練習で真っ先に打撃を始め、出場をアピールしていたという。 　「きのう病院の先生から、あしたから制限なしで動いていいよ、と言ってもらえました。足は結構、弱ってます。そこは気持ちでカバーしています」と笑みを浮かべた。 　試合後には右肩、左膝や右足にもアイシングをして、帰りのバスに乗り込んだ。「（十分な）練習は１週間ぐらいしかしてませんが、最後は気持ちです」とガッツを強調した吉田。２５日の準々決勝はベスト４を懸けて早稲田摂陵と対戦する。

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