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◆全国高校野球選手権福岡大会2回戦　福岡工大城東7―0柏陵（7回コールド）（3日、久留米市野球場） 　福岡工大城東の左腕森太希（3年）が7回を1安打無失点と好投した。失策の走者を背負った3回1死一塁で、自らバント処理を誤った内野安打が唯一許した安打。8三振を奪い、外野に飛んだ打球は6回の左飛の1本だけだった。 　「1回に点を取られたら流れが悪くなるので、最初は気持ちを入れて投げた。しっかり投げられたので良かった」。2年秋にスリークオーターからサイドにフォームを変えて、直球が微妙に変化するようになった。「ゴロを打たせるのが自分の投球だけど、動く球を振ってくれて三振が取れた」と振り返った。 　3回戦はシードの大牟田との対戦。相手のエース境利月（3年）は初戦で5回参考ながらノーヒットノーランを達成した県内屈指の好左腕だ。「同じ左投手なので境君より目立てるような投球をしたい」と左腕対決に意欲を見せる。 　巨人に育成ドラフト5位で入団した右腕、園田純規を擁した昨夏は初戦敗退。「今年はシード校を破って周囲を驚かせたい」。尾嶋恭暢監督は春の福岡大会準優勝校との対戦を楽しみにしていた。（前田泰子）

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2024年度の第106回全国高校野球選手権福岡大会は3日、1、2回戦が行われた。 春に初優勝した公立校、シードの春日が15対0で大川樟風に圧勝。2回には8得点を挙げる猛攻で、初の夏制覇へ好発進した。 センバツに出場した東海大福岡は、8対2で小倉南を破った。6回まで4対2と接戦も、9回に4点を奪って突き放し、春夏連続甲子園へ初戦を突破した。 西日本短大附は7対0で浮羽工に快勝。三潴は延長タイブレークの末に、6対5で久留米を振り切った。 その他、福岡工大城東、九産大九産、近大福岡、香住丘、戸畑、小倉などが初戦を突破した。 4日は2回戦が予定されている。

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