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第106回全国高校野球選手権香川大会（香川県高校野球連盟、朝日新聞社主催）の開会式が7日、高松市のレクザムスタジアムで開かれる。熱中症対策のために午後5時から始まる。開幕試合は10日にある。 　開会式では、夏の県大会では初となる石田・飯山の連合チームを含む、37校36チームが入場行進。高松南の成合孝俊主将が選手宣誓する。 　総合司会を高松一の吉沢早春子さん（3年）、国歌独唱を同校の橋村あおいさん（同）がそれぞれ担当する。入場行進で先導役を務めるのは三本松の学生コーチの前谷優心さん（同）。 　10日の開幕試合は、高松市のレクザムスタジアムで午後0時半からあり、石田・飯山の連合チームと藤井が対戦する。日程通り進めば、27日の決勝で甲子園出場校が決まる予定だ。（和田翔太） ■総合司会の吉沢早春子さん、父は野球部監督 　総合司会を務める高松一の吉沢早春子さんは、昨年夏の大会に続き、2回目の抜擢（ばってき）。昨年11月の県高校放送コンテスト新人大会のアナウンス部門で優勝するなどの実力が評価された。 　父恒星さんは、香川高専高松野球部の監督。「以前、『（吉沢さんに）マネジャーどうだ』と誘ったが、断られた。思わぬ形での『共演』で、夢にも思わなかった。ある意味、親子鷹だなって」と笑顔で語った。 　吉沢さんは「前年よりも素敵な感じでアナウンスをできたらいい」と話している。（和田翔太）

朝日新聞デジタル-5日前