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■第106回全国高校野球選手権　兵庫大会・決勝　報徳学園4ー0明石商業（28日　ほっともっとフィールド神戸） 報徳学園が明石商業を4ー0で破り、6年ぶり16度目の夏の甲子園出場を決めた。エース・今朝丸裕喜（3年）が9回を5安打、無四死球、5奪三振の無失点で完封勝利を挙げた。打線は6回に橋本友樹（2年）が1死二塁からタイムリーを放ち先制、8回には橋本の2点タイムリーとスクイズで3点を加えた。明石商業は2年連続で決勝戦で敗れ甲子園出場を逃した。 夏の甲子園は18年・小園海斗（広島）を擁しベスト8に進出して以来の出場。報徳学園は今春のセンバツ大会では決勝で健大高崎に2ー3で敗れ準優勝、昨年のセンバツ大会でも決勝で山梨学院に3ー7で敗れ準優勝。81年・夏、74年と02年のセンバツと春夏合わせて3度の全国制覇がある。 両校の直近、夏の大会での対戦は22年・兵庫大会5回戦で2ー1で明石商業が勝っていた、決勝戦での対戦戦は初めて。 先発の背番号「1」ース右腕・今朝丸裕喜（3年）は1回は三者凡退、2回は得点圏に走者を進めるも先制点を与えない。 報徳学園は2回の攻撃で2四球から1死一・二塁とすると、明石商業はエース・横山康瑛（2年）が2番手で登板。先制機も安田羽瑠（3年）、今朝丸と内野ゴロに倒れた。 今朝丸は3、4回といずれもヒットを許すが得点は与えず、5回は三者凡退に抑えた。今朝丸はインターバル明けの6回も打者3人を打ち取る。 すると報徳学園は6回、先頭の3番・安井康起（3年）が四球、4番・斉藤佑征（3年）が犠打を決める。1死二塁から橋本友樹（2年）がライトへ前に、しぶとくタイムリーを打ち返し1点を先制。 直後の7回、今朝丸は二ゴロ、右飛、見逃し三振と3人で退けと8回も走者を出さない。 報徳学園は8回に主将・2番の福留希空（3年）と安井の連打、斎藤のバントが内安打となり無死満塁に。ここから5番・橋本がショートへの2点タイムリー内安打、さらに1死二・三塁からは徳田拓朗（3年）がスクイズを決めて3点を加えた。 今朝丸は9回2死からヒットを打たれるも無失点に抑え完封勝利を挙げた。 ≪報徳学園　甲子園への道≫ 2回戦　13ー4　舞子　7回コールド 3回戦　7ー0　 姫路工 7回コールド 4回戦　8ー0　 星稜　 7回コールド　 5回戦　9ー0　 明石南 8回コールド 準々決勝　4ー0　神戸学院大付 準決勝　5×ー4　社　延長10回タイブレーク 決勝　 1ー0　明石商業

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