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愛媛県の松山城の城山で土砂崩れが発生してから19日で1週間です。3人が犠牲になったふもと現場では住宅地の土砂の撤去が続いていて、9世帯16人が避難生活を強いられています。 四国地方の梅雨明けの発表があった19日、強い日差しが降り注ぎ午前中に気温が35度を超えるなか、作業員が重機を使って土砂の撤去作業にあたっています。 松山城の城山の土砂崩れから1週間。3人が犠牲になった緑町の現場では住宅の敷地に流れ込んだ土砂の撤去が続いています。 松山市によりますとこの作業は7月26日頃まで続く見込みです。 付近のマンションの10階に住む住民: 「水のありがたみがよく分かる。台車に積んでここまで(10階)上がってきて、年取っている人や体が不自由な人は水道局の人が運んでくれる」 この土砂崩れで午前11時時点、3つの避難所で9世帯16人が避難生活を強いられています。 #愛媛県 #松山市 #松山城 #城山 #土砂崩れ #1週間 #災害 #緑町
テレビ愛媛-49分前
松山市の城山で12日に起きた土砂災害で、現場周辺の斜面崩壊の危険性を指摘する文書があることが18日までにわかりました。 その文書は「史跡松山城跡樹木管理計画」で、去年秋に松山市がまとめていました。 この中では、現場周辺を含む城山の北側は、土壌の状態や日照条件が悪く「一定以上の降雨があった場合は、表面流が発生し、斜面崩壊が起こりやすい環境」であるとして、対策については「人命保護の観点から早期に取り掛かる必要がある」と記述されていました。 しかしその後、抜本的な対策は取られておらず、市街地整備課は「あくまで樹木の管理に関する計画であり、対策が必要と指摘されたのは倒木についてのもの。土砂災害とは直接結びつかない」などと説明しています。 また、危機管理課は「情報は共有されていた」としつつも「発生時には警報が出ておらず、避難を呼び掛けるのは難しかった」としました。 一方、土砂災害との関連が調査されている頂上近くの道路の修復工事について、市と文化庁の見解が異なっていたこともわかりました。 着工まで1年ほどかかった理由について、野志市長はおととい「国の史跡、文化財でありますので文化庁の許可が必要なんだと。松山市としては繰り返し申し上げますけど、早く工事をしたいという思いはございます」と話していました。 しかし、文化庁は「災害関連などの緊急性が高い工事は迅速に許可を出すことができる」とした上で「市からそうした申し出はなかった」としています。 この点について市街地整備課の担当者にあらためて聞くと「道路に大きなひび割れが確認されたのは今年の7月1日で、それまでは人が通行でき、すぐに工事が必要な緊急性はないと判断していた」とし「対応に問題はなかった」としました。
eat愛媛朝日テレビ-16時間前
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