難燃剤として使用される赤リンが原因で、電源コード・コネクタなどが絶縁不良になり、発熱・発煙などのトラブルを起こす場合があります。
OKIエンジニアリングでは、電気製品・電子部品の赤りん系不具合解析（難燃剤判定）を行います。また断面研磨観察での詳細解析も可能です。
生成されたりん酸により内部の回路がマイグレーション (*1)を起こしショート・焼損の不具合を発生させる事例があります。 独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE) が発表 ...
2021/12/6 -ここに電流が流れる一方で、絶縁性が低下しているため、樹脂が発煙した――。これが親機の発煙トラブルに至らしめたメカニズムと推測できる。 赤リン自体は ...
不良の原因は、LSIのパッケージ内のピンの材料であるAgのマイグレーションによるピン間短絡です。HDD故障の問題はエレクトロニクス産業界に大きな影響を与えましたが、リン ...
・赤リンを添加したPBT樹脂は、水分による強度低下が起こる。 ・未処理赤リンを添加したPBT樹脂は、水分による強度低下が大きい。 難燃剤の添加量 ...
耐水加工をしていない赤リンの場合、難燃特性を満たしていても、経過. とともに、空気中の湿気が赤リンと化学変化を起こし、電導体となり、. 電極に含まれる銅が溶ける・ ...
赤リン自体は、消防法上危険物第二類として扱う必要がありますが、マスターバッチ化により非危険物とすることが可能です。また、毒性は低く、これによる健康リスクは無視 ...
2002年7月，富士通がパソコンおよびPCサーバ内蔵ハードディスク装置の不具合について公表した。 ... 今回は赤リン品質や皮膜に問題があったため、高温・高湿下で、パッケージ ...
赤リンは基本元素であるリンで構成された非晶質高分子形です。 基本元素であるリンは容易に酸化されます。この高い反応性が有害性特性を示す結果となります。