Yahoo! JAPAN

2024年度の第106回全国高校野球選手権宮城大会は10日、1回戦が予定されている。 今センバツ21世紀枠の東北地区推薦校に選ばれた仙台一が、夏初戦の仙台三戦を迎える。昨年秋は3位に輝き東北大会に出場。21世紀枠の推薦校となった。センバツ出場はならなかったが、県内屈指の進学校の快進撃に地元は沸いた。 そのチームの夏初戦の相手は、同じ公立で好成績を収めている仙台三。昨年秋の準々決勝で対戦し、2対0で勝利している相手とはいえ、21年夏は準優勝、22年は春秋と4強まで進んでいる。仙台一にとって、夏への成長が試されるゲームとなりそうだ。

高校野球ドットコム-1日前

第106回全国高校野球選手権宮城大会が6日、楽天モバイルパーク宮城（仙台市宮城野区）で開幕する。これを前に5日、開会式のリハーサルがあった。 　式の司会や球場アナウンスは、仙台青陵中等教育の桜井あすかさん（6年）、仙台三桜の小林胡太郎さん（3年）、仙台三の井上陽菜さん（2年）が務める予定。 　リハーサルには桜井さんと井上さんが参加。ともにアナウンスの全国大会に出場する実力者だ。 　桜井さんは祖父が高校野球好きで志望。普段からニュースを見て、発声を練習する。「選手たち1人ひとりにエールを届けられるようなアナウンスを精いっぱいできたら」と意気込む。 　井上さんは桜井さんに憧れていたという。声が遠くに飛ぶよう意識して練習を重ねる。「球児の皆さんの夢をかなえるお手伝いができれば」 　式で国歌を独唱するのは、常盤木学園の加藤舞さん（3年）。リハーサルでも伸びやかな声を響かせた。式に向けて、のどに刺激を与えないよう心がけ、常に白湯（さゆ）を持ち歩いている。 　「こんな大きい球場で歌うのは初めて」だという。「選手の方々の努力が詰まった試合がこれから始まる。応援の気持ちを込めて歌っていきたい」と話した。（吉村美耶）

朝日新聞デジタル-4日前