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（12日、第106回全国高校野球選手権宮崎大会2回戦　日章学園1―2妻） 　シード校を破る原動力になったのは、妻の藤代大翔投手（3年）だった。日章学園に9奪三振1失点。岩切昭二郎監督に「代える必要がなかった」と言わせた。 　三回に四球や単打から失点したものの、制球を意識してチェンジアップなどを効果的に使った。終盤は疲れが出たが、「球が高めに浮いても、指先を意識して地面にたたきつけるように投げた」。九回裏、仲間のサヨナラ打に歓喜した。 　背番号1の日高翔太投手（同）と「ダブルエース」だ。藤代投手は「日高とは小学生の時から一緒。翔太がいるから一層努力した。二人で一つずつ勝って、甲子園へ行きたい」と前を向いた。（奥正光）

朝日新聞デジタル-1時間前

2024年度の第106回全国高校野球選手権宮崎大会は12日、2回戦5試合が行われた。 昨秋4強でシードの日章学園は妻に1対2でサヨナラ負けを喫し、初戦で姿を消した。3回に先制したが、6回に追いつかれ9回に3連打で決勝点を奪われた。妻の先発・藤代 大翔投手が強力な日章学園打線を5安打に抑え、勝利を呼び込んだ。 昨夏と今春準優勝でシードの聖心ウルスラは初回に6点を先制、中盤に日南振徳の反撃にあいながら7対6で辛くも逃げ切った。 昨夏代表・宮崎学園は、終盤8回の逆転で、3回戦進出を決めた。1対2で迎えた8回に3安打と敵失で2点を挙げ3対2とし、そのまま宮崎工を押し切った。 宮崎第一は6対0の9回裏に高鍋の反撃をしのぎ6対4で勝利、日南はタイブレークとなった延長10回表に2点を取り、4対2で競り勝った。 13日も2回戦が行われる。

高校野球ドットコム-3時間前