『レイテ戦記』(レイテせんき)は、大岡昇平による戦記文学作品。太平洋戦争の“天王山”と呼ばれ、日本軍8万4千人もの犠牲を生み出した(対して米軍の死傷者は1万5千 ...
本書は大岡昇平が全精力を注いで書き上げた力作である。自身の出征経験や日本の軍人の当時の日記及び戦後に書かれた回顧録、さらには米側の資料をも読み込んで、レイテ戦の ...
まるで、中国の列伝を思わせる、多方面からの切り口で、多層的にレイテ島の戦いを再現していきます。第1巻では、戦いの初期、米軍が島の東半分を占領するまでで、時期を ...
﹃レイテ戦記﹄登場以前のレイテ戦言説. レイテ戦の日本軍は生存者が極端に少なく、作中でも度々言及さ. れたダムラアンのように、ある方面の人員が誰も生存しないという.
昭和42年(1967)から昭和44年(1969)にかけて「中央公論」誌に連載。膨大な資料や生存者からの聞き取りをもとに、太平洋戦争で膨大な死者を出したレイテ島での戦闘を描い ...
圧倒的な細密な文章のため読むのがとても辛い。しかし延々と繰り返される戦闘の描写は「戦争」のリアルを徹底的に描いている。一つの事実を日本側を始めアメリカ側の資料を ...
今巻は第16師団、レイテ沖海戦と特攻を主題としている。地誌の説明やゲリラの事情にも言及がある。また、参考にした文献の信用出来る点、できない点についても説明がある。
2018/4/20 -太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を再現した戦記文学の金字塔。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」を付す。毎日芸術賞受賞。
昭和十九年十一月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が始まった。現地の苦戦に武藤方面軍参謀長は打切りを意見具申するが、八日の総理大臣小磯国昭の天王山 ...
太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を再現した戦記文学の金字塔。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」(昭和四四年)を付す。〈解説〉大江健三郎 (目次より)
レイテ戦記
『レイテ戦記』(レイテせんき)は、大岡昇平による戦記文学作品。太平洋戦争の“天王山”と呼ばれ、日本軍8万4千人もの犠牲を生み出し...-Wikipedia
作品情報
戦争は勝ったか、負けたかというチャンバラではなく、その全体にわれわれの社会と同じような原理が働いている――。太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」を付す。(目次より)第一巻一 第十六師団 昭和十九年四月五日二 ゲリラ三 マッカーサー四 海軍五 陸軍六 上陸 十月十七日―二十日七 第三十五軍八 抵抗 十月二十一日―二十五日九 海戦 十月二十四日―二十六日十 神風十一 カリガラ...-ebookjapan