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2024年度の第106回全国高校野球選手権石川大会は25日、準決勝が行われ、星稜と小松大谷が決勝に進んだ。 星稜は6対0で金沢学院大附に快勝し、3年連続で決勝に進み、春夏連続甲子園へあと1勝とした。1回に1点を先制すると4回にも1点を追加。7回には4点を入れてダメを押した。 小松大谷は日本航空石川を3対1で破って、2年ぶりの決勝進出を決めた。4回に挙げた3点を、竹本 陽投手（3年）が8回まで無失点、6安打1失点完投の好投で守り切った。日本航空飯石川の春夏連続甲子園はならなかった。 星稜は3年連続23度目、小松大谷は3年ぶり3度目の甲子園をかけて、27日の決勝に臨む。

高校野球ドットコム-1時間前

◇２５日　第１０６回全国高校野球選手権石川大会準決勝　小松大谷３―１日本航空石川（石川県立） 　今春のセンバツ大会に出場した日本航空石川は小松大谷との接戦に敗れて、準決勝で敗退。春夏連続の甲子園大会出場はならなかった。 　序盤は両チーム無得点で進んだが、４回に小松大谷が６番・嶋田の中前への２点適時打などで一挙３点を先制した。日本航空石川は５回から登板した２番手の蜂谷が３イニングを１安打無失点、３番手の猶明も１イニングを１安打無失点に抑えて反撃を待った。 　小松大谷の先発・竹本の前に８回まで無得点に抑えられていた打線は９回１死からの連打で１死一、三塁の好機をつくると、５番・竹中の二ゴロの間に１点を奪った。しかし、続く早川が中飛に倒れてゲームセット。試合中は笑顔を見せていたナインは一転して目に涙を浮かべた。 　日本航空石川は今春のセンバツ大会に北信越地区代表として出場。初戦で常総学院（茨城）と対戦し、０―１で敗れた。石川県輪島市にある学校が１月の能登半島地震で被害を受けたため、現在は東京都青梅市にキャンパスを一時移転。春夏連続の甲子園出場を目指していた。また、姉妹校の日本航空が今年の山梨大会で優勝しており、アベック出場も目指していたが、あと一歩のところでかなわなかった。

中日スポーツ-1時間前