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米ＮＢＡでプレーする八村塁（２６）＝レイカーズ＝が合流した、世界ランキング２６位のバスケットボール男子日本代表。５日に東京・有明アリーナで行われた同５０位の韓国との国際強化試合はコンディション調整優先で欠場したが、試合前のコートではしっかりと主役を務めた。 チーム本体がアップ中、八村が登場すると会場はざわめきが起こり、すぐさま歓声へと変わった。出場する選手練習に加わることなく、１人で練習を始め、コーチからパスを受けるとそのままゴールへ走り込み豪快にダンクシュート。世界に誇るスーパースター見たさに集結した１万３４２０人の観衆をわかせた。 ３日にトム・ホーバス監督（５７）は突然、八村の欠場を発表、協会側が慌てて対応するなど混乱が生じた。この日、中継した日本テレビは試合中、コート外の椅子に座り戦況を見守る八村を何度も映し出したうえ、インタビューを放送。インターバル中に流れた食品メーカーのＣＭでは懸命にプレーする八村が出演するちぐはぐさが異様に映ったが、八村の注目度は圧倒的だった。 ＮＢＡのスターとなった八村本人も、日本代表になじもうとしている。第１クオーターで好守にハッスルプレーを魅せたセンター・川真田紘也（２６）＝長崎ヴェルカ＝にはインターバルの間に「ナイス！」と声をかけて雑談を交わした。昨夏のＷ杯強化合宿メンバーにも選ばれた川真田は「まだ、距離感があってなじめてないけど、何とか心をつかみたい！」と必死だ。 試合ではパリ五輪を逃し、若手主体で乗り込んだ格下相手に終盤の追い上げも及ばず８４―８５で痛恨の敗戦。日本バスケットボール協会は７日の第２戦も八村が欠場すると説明しており、試合出場は日本時間２０日未明に予定しているドイツとの国際強化試合（ベルリン）まで持ち越しとなった。主役不在の中で「（五輪本番まで）３週間しかない」と危機感を募らせるホーバス監督は、本番までに八村をチームにうまく融合させたい。　（山戸英州）

夕刊フジ-2時間前

世界ランキング26位のバスケットボール男子日本代表は5日、東京・有明アリーナで同50位の韓国と国際強化試合を行い、84-85で敗れた。しかし、最終クォーター（Q）は20点差を一気に逆転する猛追を披露。そんな中、河村勇輝が演じた決死のプレーに、バスケ好きの女優・坂井真紀が感激した。 　最終Q。3ポイントを連発し、20点差から74-80まで迫った残り4分だ。敵陣に斬り込んだ河村は相手のチェックでボールを失いかけたが、コートにダイブして韓国選手と競り合う。その後、ルーズボールが日本陣内に弾んでいくと、立ち上がった河村が猛然とダッシュ。自分より体の大きな相手に体をぶつけながら再びコートに飛び込み、ボールを渡さなかった。バックコートバイオレーションが適用されたものの、ファストブレイクを許さず、相手の得点機会を防いだ。 　このプレーに反応したのが、バスケ好きの女優として知られる坂井。自身のXで「まさに！　これが河村勇輝だ！　と思いました。涙出ましたよぉ」と大感激した様子。試合は惜しくも1点差で敗れたが、一時逆転に導いた日本の“小さなエース”の闘志あふれるプレーは見る者を魅了するものだった。

THE ANSWER-2時間前