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（16日、第106回全国高校野球選手権北北海道大会準々決勝　帯広大谷3―10旭川志峯） 　7点リードして押せ押せムードの旭川志峯は四回無死二、三塁、4番のウメビンユオオケム明選手（3年）が、だめ押しの3ランを放った。 　「アウトになると流れを止めてしまうので、集中して打席に入った。本塁打は狙っていなかった」という。 　持ち味のフルスイングで3球目を振り抜き、左翼席に飛ばした。「公式戦初本塁打なのでうれしかった。勢いをつけられたと思う」 　父がナイジェリア人で母が日本人。昨秋から4番を任されている。山本博幸監督も「すごかったですね」と、力強い打球をたたえた。 　旭川志峯が「甲子園に一番近い学校」と思い、進学したという。2年ぶりの甲子園まであと2勝。「4番だけど、まず出塁して、得点に関わりたい」。目の前の一勝を見据える。（中沢滋人）

朝日新聞デジタル-2日前

2024年度の第106回全国高校野球選手権北北海道大会は16日、準々決勝3試合が行われ、4強が出揃った。 　クラーク記念国際は7対2で北見柏陽を破って4強入り。初回に2点を先制すると4回には5点を奪って勝負を決めた。2年連続夏甲子園へあと2勝となった。 　白樺学園は3対1で遠軽に競り勝った。初回に2点を先制。3回に1点を加え、相手の反撃を1点に抑えてベスト4入りした。 　旭川志峯は帯広大谷を7回コールドの10対3で破り、4強入りを果たした。 　22日に準決勝、旭川実－クラーク記念国際、白樺学園－旭川志峯が予定されている。

高校野球ドットコム-2日前