Yahoo! JAPAN

第106回全国高校野球選手権福岡大会は6日、福岡県小郡市の小郡市野球場などで2回戦と3回戦が行われ、福岡大大濠が福岡工を10―0の5回コールドで破り4回戦進出を決めた。 　プロ注目の福岡大大濠のエース柴田獅子（3年）がこの夏の初登板で5回参考ながらノーヒットノーランを達成した。選抜大会に出場し春夏連続甲子園出場を目指す東海大福岡は10―0で北九州に6回コールド勝ち。6回を投げた2年生右腕の西村壮が参考記録ながらノーヒットノーランを達成した。 　福岡工大城東はシードの大牟田を6―1で破り4回戦へ進出。初戦で5回参考のノーヒットノーランを達成した大牟田の左腕境利月（3年）は6失点で敗れた。福岡大若葉は延長10回の末、春の福岡大会4強のシード九州産業に7―6で競り勝ち、2年連続の4回戦進出を決めた。 　九州は長崎以外の全県で開幕し、佐賀学園、大分商、鹿児島商などが初戦を突破した。

西スポWEB OTTO！-3日前

◇高校野球福岡大会2回戦　育徳館13―0北九州高専（2024年7月5日　北九州市民） 　22年8強の育徳館が12安打13得点の5回コールドで初戦を突破した。 　昨夏の悔しさを晴らした。7月7日の初戦で門司大翔館と対戦したが、9回途中で雨のため継続試合になった。翌日から3日間連続で雨天中止。7月11日に再開された一戦で惜敗して初戦敗退。5日がかりの戦いが話題になった。昨年4月に就任した井生広大監督（33）は「悔しかったですね。こんな形で夏終わりか…というのがありました」と振り返る。あれから1年。「先輩たちのためにも頑張るぞという話は伝えていました」と送り出した。 　昨年、ネクストバッターサークルで敗戦の瞬間に立ち会った4番の田原碧人（3年）が初回に先制の適時打を放った。「（昨年の4番だった）信濃さん（現長崎国際大）のためにも打とうと思った。チームバッティングで単打を狙った」と話した。2安打1打点と役割を果たした。 　田原は1年夏からベンチ入りしており、8強を知っている。「先輩たちの栄光を超えられるように」と一戦必勝で戦う覚悟だ。

スポニチアネックス-4日前