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夏の高校野球鳥取大会は、25日に決勝戦があり、鳥取城北と米子松陰の東西対決は最終回にドラマが待っていました。 鳥取城北は６年ぶり、米子松蔭は７年ぶりの夏の甲子園を狙います。ともに堅い守りで序盤は０対０。試合が動いたのは４回でした。 ４回表、米子松陰はヒット２本と送りバントで１アウト２・３塁のチャンスを迎えます。ここで４番バッターの濱田が追い込まれながらも先制タイムリー。この回さらに１点を加えます。 鳥取城北は５回に１点を返しますが、松陰の堅い守りと巧みな継投になかなか打線がつながりません。 逆に米子松陰は２点を加え、４ー１で９回裏に。鳥取城北は最後の攻撃を迎えます。 この回先頭の７番東野がセンター前にはじき返し、反撃ののろしを上げると、代打矢原、９番竹下が連打で続き、１点を返します。 それでも米子松陰は、エース山本が粘りのピッチング。２アウトにこぎつけますが、鳥取城北の３番バッター平山が、ランナー２人を返すタイムリー２ベースを放ち、土壇場で追いつきます。 このあと４番の石黒は申告敬遠、再びランナー１・２塁となって５番で２年生の橋本の一打！劇的なサヨナラ勝ちを収め、6年ぶり6回目の夏の甲子園出場を決めました。 鳥取城北高校・石黒尚主将： 素直にうれしい気持ちでいっぱいです。３点差で９回で苦しかったが、自分たちの夏はここでは終わらないと全員が言っていたし、苦しかった中でもしっかりと最後まで楽しめたのでよかったです。 鳥取城北高校・大林仁監督： よくやった。ありがとうと言ってあげたい。常々選手たちには強い弱いじゃなくて自分たちの力が発揮できたほうが勝つんだと話している。（甲子園で）しっかりパフォーマンスできるように調整していきたい。

TSKさんいん中央テレビ-1時間前

参加22校が熱戦繰り広げた夏の高校野球鳥取大会。「甲子園」をかけた決勝戦、鳥取城北と米子松蔭が大熱戦を繰り広げました。最後に大逆転の劇的ドラマが待っていました。 鳥取城北と米子松蔭、去年の秋と今年の春の県大会決勝も同じ顔合わせ。対戦成績は1勝1敗でした。 鳥取城北は3回までに毎回ランナーを出しますが、米子松陰の先発・山本からあと1本が出ず、得点できません。 一方、3回まで鳥取城北の先発・田中の前にノーヒットに抑えられていた米子松陰は4回表。 1番・久白、2番・惣郷の連続ヒットと送りバントでワンアウト2塁3塁とすると、打席には4番・濵田。 ライト前ヒットで米子松蔭が1点を先制。 続く5番・松本のファーストゴロの間にさらに1点を追加します。 鳥取城北は5回ウラ。 2つのフォアボールと送りバントでワンアウト2塁3塁とすると、4番・石黒の内野ゴロの間に3塁ランナーが帰り、1対2と、1点差に迫ります。 これ以上の点差をつけられたくない鳥取城北は、7回から背番号1の鈴木がマウンドへ上がります。 しかし、ワンアウト2塁で7番・油井のピッチャーゴロを鈴木がファーストへ悪送球し、これで1対3。 米子松蔭はさらに鈴木を攻め、ツーアウト2塁1塁として、当たっている1番・久白。 レフトへの当たりで2塁ランナーが還り米子松陰がさらに大きな追加点。1対4とし、勝利を大きく手繰り寄せます。 しかし、ドラマが待っていました 3点を追う鳥取城北は9回ウラ。 7番・東野と代打・矢原の連打でノーアウト2塁1塁とし、途中出場の9番・竹下がライト前ヒット。 ライトが打球処理を誤る間に2塁ランナーがホームインし2対4。 その後、ツーアウト2塁1塁となりますが、3番・平山。 レフト線を抜ける当たりで2塁ランナーに続き1塁ランナーもホームインし、鳥取城北が4対4と土壇場で同点に追いつきます。 続くバッターはキャプテンの石黒。しかし、米子松陰ベンチは石黒に対し申告敬遠。 鳥取城北　石黒尚　主将 「絶対に回すから、お前にあとは任せたぞ、自信を持っていけっていう風に伝えました」

BSS山陰放送-1時間前