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第106回全国高校野球選手権群馬大会（群馬県高校野球連盟、朝日新聞社主催）で優勝した健大高崎の選手らが29日、県庁を訪問し、山本一太知事と須藤和臣県議会議長に優勝を報告した。 　箱山遥人主将（3年）は「春は関東の代表として出たが、この夏は群馬県の代表として甲子園に行くので、より一層、結果を出せるように頑張ります」と決意を述べた。青柳博文監督（52）は「9年ぶりなので、初出場のつもりではつらつと頑張ります」と話した。 　健大高崎は、過去に夏の甲子園を制覇した県内2校、桐生第一と前橋育英を接戦で破り、決勝で昨夏の優勝校の前橋商を制し、優勝を果たした。 　山本知事は「みなさんが県内の強豪校を次々と打ち破って出場の切符を手にしたことに大きな価値がある。群馬県に新たな伝説をつくる活躍を期待したい」と激励した。 　選手らはこの日、高崎市役所も訪問し、富岡賢治市長に優勝を報告。学校で生徒らにも報告し、吹奏楽の伴奏で全員で校歌を歌った。 　箱山主将は群馬大会での激闘を振り返り、「簡単には勝たせてもらえない夏を経験できたからこそ、甲子園でも生きてくると思う」とも語った。（中沢絢乃）

朝日新聞デジタル-24分前

健大高崎高校で２９日、９年ぶりに優勝した夏の高校野球群馬大会の報告会が行われ、ナインが甲子園での活躍を誓いました。 報告会では青栁博文監督と生方啓介部長、それに箱山遥人キャプテンら選手２０人が約１０００人の生徒の大きな拍手で迎えられました。 健大高崎野球部は、センバツ王者として臨んだ夏の高校野球群馬大会決勝で、去年の優勝校・前橋商業を破り、９年ぶり４度目の夏の甲子園出場を決めました。 加藤陽彦校長は、「優勝おめでとうございます。県代表として甲子園で思う存分活躍してください」とエールを送りました。 続いて青栁監督や箱山キャプテンらに花束が贈られました。これを受けて青栁監督は「優勝はひとえに皆さんの応援のおかげです。甲子園で一回でも多く校歌を歌えるよう頑張ります」と、箱山キャプテンは、「春夏連覇を狙えるのは全国で一校だけ。またいい報告ができるように頑張ります」とそれぞれ活躍を誓いました。 そして全員で校歌を歌い、甲子園に向けて気持ちを一つにしていました。 このあと選手たちは県庁を訪れ、山本知事に優勝を報告しました。 箱山キャプテンが「より一層県民の誇りになれるよう頑張ります」と決意を語ると、山本知事は「甲子園で新たな伝説を作って下さい。真紅の優勝旗を持ち帰ってくれれば、県民にとってこれ以上嬉しいことはありません」と春夏連覇を目指すナインを激励しました。 夏の甲子園は８月４日に組み合わせ抽選会が行われ、７日に開幕します。

群馬テレビ-56分前