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夏の高校野球群馬大会は２５日、準決勝２試合が行われベスト４が激突しました。 準決勝の第１試合は、春のセンバツ王者・健大高崎と３年ぶりの王座奪還を目指す前橋育英のライバル対決となりました。 育英は２回裏、ノーアウト２塁１塁のチャンスで６番・中村。しぶとくレフト前に運びまず１点。２アウトとなり９番・横倉。ライト前のタイムリーでこの回２点を先取します。 しかし、直後の３回表、健大は、１アウト２塁１塁と反撃のチャンスを作り、打席には４番・キャプテンの箱山。初球を右中間へ運び２人のランナーを迎え入れ同点とします。 つづく５番・斎藤にもタイムリーヒットが飛び出し逆転。７回までに６点を奪います。 さらに健大は、９回表、ランナー１塁から打席には４番・箱山。３球目を捉えた打球はレフトスタンドの場外へと消えていきます。キャプテンの２ランホームランで８対２。リードを広げます。 迎えた９回裏、育英はワイルドピッチなどで２点を返したあと、再びマウンドに上がった健大のエース佐藤を攻めたて、ノーアウト満塁とチャンスを広げると、２番・笠原、４番・原田のタイムリーなどで４点を返し、土壇場で８対８の同点に追いつきます。 育英のチャンスはなおも続きノーアウト満塁。一打サヨナラの場面で打席には、６番・中村。しかし、ここはピッチャーゴロでダブルプレー。後続も倒れ試合は延長タイブレークに突入します。 延長１０回表、健大は、２アウト満塁から１番・田中がセンター前にタイムリーヒット。９対８と１点を勝ち越します。 その裏、育英は、２アウトながら３塁２塁と逆転サヨナラのチャンスを迎えます。打席には、ベンチとスタンドの思いを背負ったキャプテン今成。 しかし打球はショートゴロ。ヘッドスライディングも及ばずゲームセット。センバツ王者の健大高崎がライバル前橋育英との激闘を制し２年ぶりの決勝進出を決めました。 なお、準決勝の第二試合　前橋商業対樹徳は、５回表３対３の同点で雨のため継続試合となり、２６日の午前１０時から行われます。 なお、決勝戦は２７日で変更ありません。

群馬テレビ-30分前

2024年度の第106回全国高校野球選手権群馬大会は25日、準決勝が行われ、健大高崎が決勝に進み、もう1試合は継続試合となった。 健大高崎は延長10回タイブレークの末に、9対8で前橋育英に競り勝った。6対2で迎えた9回に2点を追加して、8対2と大きくリードして最終回を迎えたが、前橋育英の驚異の粘りにあい、6失点を喫して同点とされた。試合は延長戦へともつれ込んだが、10回表に健大高崎が1点を入れて逃げ切った。センバツ王者が、大苦戦をものにして2年ぶりの決勝に進んだ。 前橋商－樹徳の試合は5回表終了時点、3対3の同点の場面で継続試合となり、26日に行われることになった。

高校野球ドットコム-2時間前