Yahoo! JAPAN

2024年度の第106回全国高校野球選手権長野大会は8日、2回戦12試合が行われた。 シード校では春8強の佐久長聖が岡谷南に8対0で完封勝利し、小諸商は1対4で迎えた5回に7点を入れて一気に逆転、9対4で諏訪清陵を破った。 春に初の4強入りした長野俊英は1対0でリードの6回に一挙9点の猛攻を見せ、上田に10対0の6回コールド勝ちを収めた。 一方、春8強の松本第一は、夏代表8回を誇る古豪・長野商にサヨナラ負けを喫した。3対5で迎えた土壇場の9回表に2点を入れて同点としたが、その裏に1点を取られて初戦敗退が決まった。 昨夏4強の日本ウェルネス長野は、飯田OIDE長姫と対戦。1対1で延長タイブレークに突入し、11回表に7点を奪われ4対9で敗れた。 丸子修学館、飯田、松本深志などが3回戦に進んだ。 9日も2回戦が行われる。

高校野球ドットコム-2日前

（8日、第106回全国高校野球選手権長野大会2回戦　松本第一5―6長野商） 　九回表に追いつかれた直後、長野商は山田翠生（だいき）（3年）がサヨナラ二塁打を放ち、シード校の松本第一を破った。 　空いていた一塁を埋めるため、前の打者が申告敬遠された。打席が回ってくることは「想像がついていた」といい、「自分で決めよう」と打席に入った。打った球はスライダー。「打てた感覚はなかったが、結果的にレフトに飛んでくれた」と、うれしそうな表情を見せた。 　勝利が決まった瞬間、一塁側ベンチから仲間たちが満面の笑みで飛び出してきたが、「やっと試合が終わった」という安堵（あんど）感の方が強く、ほとんど覚えていないという。「これからも一丸となって勝利を目指したい」（小山裕一）

朝日新聞デジタル-2日前