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＜全国高校野球選手権：智弁学園2－1健大高崎＞◇2回戦◇14日◇甲子園 　今春のセンバツ高校野球で全国制覇した健大高崎（群馬）が、夏は2回戦で智弁学園（奈良）に敗れた。春夏連覇が消えた。 　初回、高山裕次郎内野手（3年）の適時打で先制するも、その後は智弁学園の技巧派左腕・田近楓雅投手（3年）に苦しみ、追加点をなかなか奪えなかった。7回には1死二塁で佐々木貫汰外野手（3年）のカウント2－2で暴投があり、1死三塁に。次の球で健大高崎ベンチはスクイズを敢行したもののファウルで三振になり、後続も三振。勝ち越せなかった。 　この日は、群馬大会ではベンチメンバーを外れていた左腕の杉山優哉投手（3年）が先発。3回を1失点にしのぐと、2番手も甲子園初登板の仲本暖投手（3年）。5回2死一、二塁のピンチでエースの石垣元気投手（2年）が救援し、無失点でしのいだ。しかし9回に決勝点を奪われた。 　健大高崎は鋭いスライダーを誇る左腕の佐藤龍月投手（2年）と、最速154キロを誇る石垣の2枚看板、プロ注目の箱山遥人捕手（3年）らのセンターラインが安定し、センバツで同校初の全国制覇。夏の群馬大会はタイブレークを2度経験しながら勝ち上がってきたものの、佐藤の左肘痛が悪化し、甲子園メンバーを外れる苦しい状況に。1回戦の英明（香川）戦は石垣の好投で勝利したが、2回戦で力尽きた。 　

日刊スポーツ-36分前

◇第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦　健大高崎　―　智弁学園（2024年8月14日　甲子園） 　第1試合では、春夏連覇を目指す健大高崎（群馬）が2年連続22回目出場の智弁学園（奈良）と対戦。最速154キロ右腕・石垣元気（2年）が3番手でマウンドに上がった。 　1―1の同点で迎えた5回2死一、二塁の場面で登板。150キロの直球で追い込み、最後は外角スライダーで空振り三振に仕留めた。 　7日の1回戦の英明（香川）戦では、両軍無得点の4回1死満塁の場面で2番手として登板。150キロ台の直球を武器に5回2/3を無安打無失点に抑え、1―0での勝利に貢献した。 　この1回戦の5回には153キロを計測。2年生の153キロは、安楽（済美）の155キロに次ぐ、2年生の甲子園史上2位。150キロの田中将大（駒大苫小牧）、大谷翔平（花巻東）らを超える球速をマークした。

スポニチアネックス-1時間前