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（16日、第106回全国高校野球選手権岡山大会1回戦　おかやま山陽4―2明誠学院） 　「いやーほんま弱い。ぎりぎりっすよ」とおかやま山陽の堤尚彦監督。昨夏の甲子園8強が苦戦しながら、持ち味のしぶとい試合運びで初戦を突破した。 　三回に先取点を許したが、同点の六回、重盗などで3点を勝ち越し。直後の七回1死満塁、昨夏の甲子園で好投した三宅一誠（3年）が押し出し四球を与えて2点差に迫られたものの連続奪三振で切り抜け、101球で完投した。「ちょっと力んで自分らしい制球がなくなった時があった。次からはいい力みにしたい」 　昨秋の県大会は準々決勝、今春は初戦で敗退し、この夏はノーシードから連覇を目指す。次戦は岡山東商。堤監督は「シードの向こうの方が強い。当たって砕けろでいきますよ」と挑戦者の姿勢を強調した。（大野宏）

朝日新聞デジタル-20分前

2024年度の第106回全国高校野球選手権岡山大会は16日、1回戦5試合、2回戦2試合が行われた。 　昨夏代表ながらノーシードのおかやま山陽は、明誠学院に4対2で逆転勝ちした。3回に1点を先制されたが、4回に同点とし、6回に3点を勝ち越して、2回戦に進んだ。 　金光学園は5対0の完封で岡山南を破った。2回に3点を先制すると、3、7回にも中押し、ダメ押しの1点ずつを加えて、1回戦を突破した。 　Aシードの岡山理大附、玉野光南は、ともにコールド勝ちで2回戦を突破した。岡山理大附は、2回に1点を先制し、5、6回にも3点ずつを奪って、7対0の7回コールドで津山を破った。玉野光南は、2対1とリードした5回に3点、6回にも4点を加え、7回コールドの9対1で岡山大安寺を押し切った。 　その他、西大寺、和気閑谷、笠岡商が1回戦を突破した。 　17日は2回戦が行われる。

高校野球ドットコム-9時間前